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支援金が授与された生徒と同法人の皆さん =18日、ホテルアートアベニュー・会議室

「島の子」の夢、支援で後押し 未来応援基金が初の授与式 向学心、志高い5生徒選出

 (一社)「島の子未来応援基金」(藤澤雅義会長)の第1回支援金授与式が18日、市内西里のホテルで開かれた。学力向上や芸術、専門資格取得など高い志を持つ市内高校生5人が選出され、藤澤会長から支援金が授与された。地元の多くの企業人が賛同して設立された同基金の初の給付に、若き精鋭たちは「島の期待を糧に夢へ突き進みたい」と決意を新たにした。
 同基金は、すべての子どもが自らの意志で未来を描けるよう、宮古島の若者の可能性を応援することを目的に設立された。今回は、模試の成績で選出される「A枠」1人と、プレゼンテーション審査を経て進学や研究などへの挑戦心を評価する「B枠」4人が選ばれた。
 藤澤会長は「学びに誇りを持てる土壌を島に根付かせたい。知識を増やし判断力を養うことは、豊かな人生の選択肢を増やすことにつながる」と強調。当初の予定を上回る5人を選抜したことについて「意欲あふれる若者の姿にどうしても絞り込めなかった。島の多くの企業人が未来のために一肌脱いでくれた、その重みを胸に励んでほしい」と激励した。
 給付者を代表し、A枠の山下一志さん(宮高2年)は「受験を控えたこのタイミングでの支援は本当にありがたい」と感謝。税理士を目指す佐渡山廉さん(宮総実2年)は「これは支援ではなく『投資』だと思っていただけるよう頑張る」と力強く述べた。
 また、美大進学を目指す前田みぞれさん(宮高2年)は「自分の思いを認めてもらい、前向きに挑戦する自信になった」と喜びを語った。
 式には砂川朗副市長らも来賓として出席。官民が一体となって島内から世界へ羽ばたく人材を育成していく決意を共有した。
 支援金受給者に選出されたのは次の皆さん。(敬称略)
 【A枠・学力向上応援支援金(100万円)】山下一志(宮高2年)
 【B枠・チャレンジ応援支援金(50万円)】佐渡山廉(宮総実2年)▽前田みぞれ(宮高2年)▽松川久麗杏(宮高1年)▽湊ナラヤン渚音(宮高1年)

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