久貝係長の解説を親子で学ぶ参加者ら
=18日、市歴史文化資料館
親子で知る先人の苦難 人頭税の文化財巡検 城辺地域づくり協議会
城辺地域づくり協議会は18日、「親子(祖父母孫)人頭税を学ぶ文化財巡検」を実施し、城辺地区内の小学生と保護者ら親子18人が参加した。講師は市生涯学習振興課文化財係の久貝弥嗣係長が務め、当時の制度や暮らし、島民の苦難と抵抗の歴史を分かりやすく説明。参加者は人頭税にまつわる史跡を巡りながら、宮古島の歴史と先人の歩みに理解を深めた。
巡検は午前9時30分に城辺公民館を出発。人頭税撤廃運動顕彰碑(福里)や西里蒲の住居跡、上原戸那生誕地、保良村番所跡などを訪ね、久貝係長から解説を受けた。午後からは、市歴史文化資料館で税として納めたとされる宮古織や苧麻などについて学習。その後、平良荷川取の人頭税石や蔵本跡などを巡った。
同協議会の宮國勉事務局長は「人頭税について正しい知識を身につけ、今の生活があるのは、昔に頑張った方々がいたからこそ。少し難しい内容かもしれないが、理解を深めてもらえれば」と話し、親子で学ぶ意義を強調した。


