本格焼酎・泡盛の基礎や香味の違いについて説明する下地社長 =19日、サウスウエストグランドホテル

焼酎・泡盛を一杯の未来へ 那覇で公式セミナー

【那覇支局】消費減少や「古い酒」という固定観念を打破し、カクテルを通じて若年層や国内外の市場へ訴求することを狙いに本格焼酎および泡盛の新たな飲用提案を探る公式セミナー「THE SHOCHU NAVIGATION」が19日、那覇市のサウスウエストグランドホテルで開催された。日本酒造組合中央会が主催し、プロのバーテンダーら50人以上が参加して、泡盛の国際的な発信力強化に向けた知識と技術を共有した。
 セミナーは日本ホテルバーメンズ協会の監修で行われ、菊之露酒造の下地一盛社長が講師として登壇。下地社長は、麹や原料、蒸留方法の違いがもたらす香味の特徴や歴史を解説した。「学びや出会いが新しい一杯を生み、日本のBAR文化から世界へ広がってほしい」と語る同協会の古澤孝之副会長らと共に、泡盛の奥深い魅力を伝えた。
 実演では、著名なバーテンダーの長友修一氏が、宮古島の代表的な泡盛「菊之露古酒V.I.Pゴールド」をベースにしたカクテルを披露。透明甘酒やグリーンアップルシロップを合わせた一杯を制作し、試飲した下地社長もその新たな可能性に太鼓判を押した。
 参加者らは、熱心にメモを取りながら実演に見入り、飲食現場での実用性の高い提案に耳を傾けていた。

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