2026年宮古島市消防出初式での表彰 =11日、市役所2階・大ホール

無事故無災害、胸に刻む 市消防出初式で決意新たに

 2026年宮古島市消防出初式が11日、市役所2階大ホールで行われ、消防職員や消防団員、関係者らが出席し、新春の節目に市民の生命と財産を守る決意を新たにした。会場には多くの来賓が訪れ、地域防災の要を担う消防の一年の始まりを祝った。また式典では長年の功労者への表彰も行われ、日頃の献身的な活動に光が当てられた。
 式辞に立った嘉数登市長は、全国各地で相次ぐ地震や大規模火災、集中豪雨など近年の自然災害に触れ、「消防職員・団員の皆さんが、危険を顧みず市民の生命と財産を守るため日夜尽力していることに、心から敬意と感謝を表する」と述べた。
 その上で、「市としても訓練や研修の充実、資機材の整備を進め、地域に根差した消防力の強化に全力で取り組む」との決意を示した。
 表彰では、長年にわたり消防活動に精励し、顕著な功績を残した消防団員らが表彰を受けた。また、特別表彰(内助の功)として、平良分団狩俣部の川満秀明班長を長年にわたり支えてきた妻の由香さんが表彰され、家族の理解と協力が消防活動を支えていることを改めて示した。受賞者一人ひとりの名前が読み上げられると、会場からは大きな拍手が送られ、日頃の地道な活動に対する労いと感謝の気持ちが込められた。
 祝辞では、平良和彦市議会議長のほか、玉城デニー県知事(代読)、久高清美県消防協会長(代読)らが読み上げられ、災害の激甚化・頻発化を踏まえ、「地域防災の最前線に立つ消防の役割は、今後ますます重要になる」と強調するとともに、消防職員・団員の不断の努力に期待を寄せた。
 また、一日消防長を務めた第51代宮古島観光アンバサダーの川田悠可さんは、自身の体験を交えながら、防火意識の向上や救急車の適正利用を呼びかけ、「市民一人ひとりが防災を自分事として考えることが、地域の安全につながる」と語った。
 最後に、無事故・無災害と市民の安全確保を誓い合い、地域防災への思いを新たにして、厳かな雰囲気の中で式典を締めくくった。
 受賞したのは次の皆さん。
【沖縄県消防協会消防職員勤続表彰】平良分団池間部=松川浩貴▽平良分団狩俣部=伊良部昌也▽平良分団島尻部=花城弘樹▽平良分団久松部=久高將智、砂川和司、松川慎吾▽平良分団西部部=野原用喬▽城辺分団城辺部=與那覇優一
【特別表彰(内助の功)】川満由香(敬称略)

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