• HOME
  • 記事
  • 社会・一般
  • 女性リーダーの声を来月ヒルトンで 未来ひらく4人が登壇 13日に開催、申込は6日まで
参加を呼びかける西村部長(左)と山口さん =宮古島観光協会・会議室

女性リーダーの声を来月ヒルトンで 未来ひらく4人が登壇 13日に開催、申込は6日まで

 宮古島観光協会青年部は27日、下地上地の同協会で会見を開き、来月開催される「女性リーダー講演会2025」についての企画内容や趣旨を説明した。会見には同青年部の西村貴宏部長と観光戦略委員会副委員長の山口愛子さんが出席。同講演会の参加は無料で、申し込みは12月6日まで受け付ける。西村部長は「地域経済へアプローチする新たな試み。気軽に参加してほしい」と参加を呼びかけた。
 同講演会は、12月13日午前10時からヒルトン沖縄宮古島リゾートで開催され、定員は先着100人。参加対象は女性に限定せず、中学生・高校生を含む幅広い年代。山口さんは「進路に悩む若い世代にも、働くリアルな声を届けたい」と呼びかけた。
 西村部長によると観光業界で活躍する女性リーダーの経験を共有し、次世代のキャリア形成や人材育成につなげることを目的としたもの。山口さんは、宮古島のホテル施設数が2003年の25件から24年には112件へと4倍以上に増加していることに触れ、「観光産業の中でもホテル業界は特に成長が著しく、今後の人材不足も懸念される。現場で働く人の声を知ることが、地域全体の活性化につながる」と述べた。
 当日はパネルディスカッションを中心に、女性リーダーとしての課題、壁の乗り越え方、職場環境の変化など、実務に基づいたテーマを深掘りする。登壇するのは平良嘉枝さん(宮古島東急ホテル&リゾーツ)、平良千明さん(ホテルアトールエメラルド宮古島)、中山典子さん(ローズウッド宮古島)、城後ゆかりさん(ヒルトン沖縄宮古島リゾート、キャノピーbyヒルトン宮古島)の4人。
 専用の申込フォームでは登壇者への質問も受け付けており、「リーダーとして困難をどう乗り越えたか」といった質問が多く寄せられているという。
 問い合わせは同協会(79・6611)まで。

専用の申込フォーム

関連記事一覧