
定員22に34人立候補 注目の市議選が告示 26日投開票へ 熱く有権者へ支持訴え
任期満了に伴う第6回市議会議員選挙(定数22)が19日告示され、現職19人、新人11人、前職1人、元職3人の計34人が立候補を届け出た。投開票の26日までの7日間にわたって激しい選挙戦が繰り広げられる。嘉数登市政下で初めて執行される市議選は市政運営の方向性を左右する重要な選挙であり、与野党勢力がどう変化するかが注目。18日時点の選挙人名簿登録者数は4万5218人(男2万2996人、女2万2222人)となっている。
改選前の議会勢力は与野党中立で与党が過半数を占め、9月議会を最後に与党3人、野党2人の計5人が勇退しており、本選挙で与党が引き続き過半数を制するのか、野党が議席数を伸ばし巻き返しを図るのかが最大の焦点。
立候補届け出の受け付けは、市役所3階の市議会全員協議会室で行われた。開始前に予定候補者のうち33人(代理人含む)が訪れたため立候補届け出の順番をくじで決めた。受け付けは午後5時まで行われ、最終的に34人が届け出た。
向こう4年間の市議会を担う市議選の立候補受付会場は緊張感が漂う中で仮くじ、届け出順位を決める本くじが行われた。
立候補者の内訳は与党系が現職12人、新人2人、元職1人の計16人。野党系が現職5人、新人1人、元職1人の計7人。中立系が現職2人、新人8人、前職1人、元職1人の計11人となっている状況だ。
届け出後、「7つ道具」を受け取った各候補者らは、各選挙事務所で支持者を前に第一声を挙げ、当選へ向けて協力を呼び掛けたあと、選挙カーに乗り込み市内各地で有権者に支持を訴えた。
市選挙管理委員会の仲間正人委員長は「立候補の皆さんが届け出を済ませた。あす(20日)から期日前投票が始まる。宮古島市の将来を担う市議選なので、ぜひ多くの市民に投票していただきたい」と呼び掛けた。
立候補は次の通り(届け出順)。
砂川丈見(45)▽平良敏夫(72)▽島尻誠(55)▽粟国恒広(60)▽友利光徳(75)▽平良恵泰(29)▽砂川浩平(29)▽砂川泰人(53)▽上地堅司(55)▽池城健(64)▽狩俣政作(53)▽國仲昌二(64)▽豊見山貴仁(46)▽大城仁(28)▽狩俣勝紀(67)▽前里光健(42)▽友利恵榮(72)▽嘉手苅庄造(66)▽新里光男(60)▽上里樹(67)▽我如古三雄(72)▽根間康雄(64)▽砂川和也(45)▽富浜靖雄(54)▽石嶺香織(44)▽下地信男(66)▽平良和彦(58)▽山下誠(50)▽狩俣勝成(56)▽下地信広(67)▽池間仁(57)▽髙橋敏夫(53)▽下地茜(46)▽仲間誉人(49)