JA宮古地区青壮年部総会では事業計画などを承認した =28日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

安定経営、所得増大へ JA宮古青壮年部24年度通常総会 新部長に松原さん選出

 JAおきなわ宮古地区青壮年部(宮平浩幸部長)の2024年度通常総会が28日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで行われた。24年度事業報告・収支決算、25年度事業計画・収支予算案について審議し、原案通り承認した。事業計画では自立した組織づくりを強化し、安定経営や所得増大などを明確にして盟友一丸となり取り組むなどを確認した。役員改選もあり、部長に松原徹さん、副部長に小西裕明さんが選出された。
 宮平部長は「青壮年は(国内など)激動の中で状況をしっかり把握して考え行動した。異常気象の高温への対応などや年末には野菜の即売会を行った。野菜をPRし、どうやったらおいしく食べてもらえるかを考えて行動してきた。みんなの考えを一つにまとめて一生懸命に取り組んだ濃い1年間だった」とあいさつした。
 25年度の活動方針は「JA運動の実践活動を通し地域農業の発展を図ると共に相互の教養を高める」とした。
 重点事項は▽新規盟友の加入や正組合員への加入促進、地域の農業発展に向けた取り組みや異業種と交流を図る▽地域の特性を活かした農業を振興するため農業技術の習得に努めるとともに児童生徒を対象とした食育活動や地域イベントの参加を積極的に行う―などを掲げた。
 事業計画は県内視察研修(5月)、地域農業研修(7月)、宮古地区部署長との意見交換会(8月)、JAおきなわ青壮年大会(9月)、まてぃだ教室食育活動(10月)、JA常勤役員との意見交換会(11月)、年末産農畜産物即売軽トラ市(12月)、常務との意見交換会(2月)などを予定している。

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