各陣営が打ち上げ 勝利へ気勢 市長選
第6回宮古島市長選挙および市議会議員補欠選挙の運動最終日となった18日夕、市長選に立候補した下地明和、座喜味一幸、前里光健、嘉数登の4候補者陣営では島内各地で打ち上げ式を行った。各地で最後まで懸命に支持を訴えて帰ってきた候補者を大勢の支持者が盛大な拍手で出迎え、12日の告示からこれまでの手応えを確認。候補者をはじめ後援会や選対役員らが多くの支持に感謝するとともに勝利を固く約束し、最後は参集者全員で勝利に向けて気勢を上げ、激しい選挙戦を締めくくった。
■下地明和陣営
安心安全で豊かな島へ
下地明和陣営の打ち上げ式は午後6時から事務所前で行われた。下地候補が姿を見せると支持者らは盛大に出迎え、これまでの選挙戦の労をねぎらうとともに勝利へ向け、団結することを誓った。
下地信広選対本部長は「この1週間下地氏の政策や人柄を一生懸命訴え、マイクを握るごとに市民へ浸透してきてるのを感じた。投票箱が閉まるまであとひと押しの努力で当選へとつなげていく」と語気を強めた。
下地晃後援会会長は「下地候補の政策や人柄は十分に伝わったと思う。市民の声に耳を傾け、安心安全な宮古島をつくり豊かにしていけるのはこの人しかいないと確信した。宮古島市のリーダーへ押し上げていく」と必勝のアピールを行い、平良敏夫市議会議長も下地候補の支持を強く訴えた。
最後は狩俣勝成青年部代表の音頭で当選に向けてガンバロウを三唱した。
■座喜味一幸陣営
市民主役の市政継続へ
座喜味一幸候補陣営の打ち上げ式は、午後6時ごろから平良久貝のマックスバリュ宮古南店前で行われた。最後の訴えに結集した支持者が市民主役の市政を行ってきた座喜味さんの2期目当選へ向けて気勢を上げた。
与党市議団の長崎富夫会長は「座喜味さんはしがらみのない公平公正な市政スタイルで実績を残した。ぜひともあと4年間働かせたい」と述べた。
新里聰選対本部長は選挙中の取り組みに感謝し、「市政刷新して4年間、しがらみのない市民を中心とした政治をしてきた。1票1票の積み重ねでお互いの目指している勝利が見えるようにお願いしたい」と訴えた。
市議補選の戦いをしてきた國仲昌二候補は、座喜味候補と連携した戦いを強調し「皆さん方の力で勝利を掴んでいきましょう」と述べた。最後はガンバロウ三唱で拳を挙げた。
■前里光健陣営
夢、希望もてる島への好機
前里光健陣営の打ち上げ式は午後6時から大和電工前で行われた。若く、動ける市長を体現するべく走りながら到着した前里候補を支持者らは盛大な拍手と声援で出迎え、これまでの選挙運動をねぎらうとともに、再度士気を高め最後まで戦い抜くことを誓った。
山里雅彦後援会長は「今の宮古島に、夢と希望をもっている若者は少ないのが現状だ。それを打破できるのは若い力。それを実行できるのは前里候補しかいない。誰もが住みたいと思える宮古島にしよう」と語気を強めた。
新里匠選対本部長は「今回の選挙は、沈んだ宮古島の状況を変えるためのチャンスを広げる戦いだ。これからの宮古島を明るくできるのは前里光健しかいない。投票箱のふたが閉まるその時まで頑張ろう」と述べた。
最後は砂川浩平青年部長がマイクをとり、勝利へ向けて「ガンバロウ三唱」で気勢をあげた。
■嘉数登陣営
支持に感謝、勝利へ団結
嘉数陣営の打ち上げ式は午後6時半から選対本部事務所で行われた。遊説を終え、戻ってきた嘉数候補と市議補選出馬の大城仁候補が姿を見せると支持者らは拍手で盛大に出迎え、これまでの選挙戦の労をねぎらうとともに、勝利へ団結することを誓った。
平良和彦市議に紹介された嘉数候補は郷土愛、市民を中心とした豊かで明るい宮古島市づくりへ改めて声を上げ、ここまでの選挙戦を振り返り、一丸となって選挙運動を繰り広げた支持者らに深い謝意を示した。
また大城候補も「青いイナズマ軍団である青年部の支えがとても心強く、一つでも思いを言葉で伝えることを念頭に置き、一生懸命マイクを握り、先輩の助言から笑顔を大切にしてきた」と話し支持者らに謝意を述べた。
最後は砂川幸乃輔青年部長の音頭で勝利へ向けて「ガンバロウ三唱」で気勢を上げた。