6候補が支持拡大に奔走 市長選 熱い運動に情勢混とん
第6回宮古島市長選挙は13日、現職と新人の6候補者が支持拡大に向けて市内各地で精力的な遊説を繰り広げた。12日の告示に伴う選挙戦本番突入で各地を回って立候補のあいさつを行った6候補は演説では焦点となっている市政継続と刷新で各候補が自らの考えと、掲げた政策の実現と当選に向け、早朝からポイント演説を中心に遊説し、掲げた政策などを訴えた。短期決戦の中、選挙情勢は混とんとしており、各陣営ともに必死の運動を展開している。
立候補しているのは元県企画部長の下地明和候補(67)、会社経営の髙橋敏夫(52)、現職で2選を目指す座喜味一幸(75)、会社代表の豊見山徹(64)、前市議の前里光健(42)、前副市長の嘉数登(61)の6候補で、告示前から激しい戦いとなっている。
各陣営では、午前8時の運動開始に合わせ、市街地の主要道路交差点などに支持者や運動員らが候補者候補名の入ったのぼりを手に、出勤する運転手や歩行者に手を振ってアピール。
候補者や選対幹部らは、市街地を中心に各地をくまなく回り、立会演説を精力的にこなしたほか、宣伝カーではウグイス嬢が候補者の候補名を連呼して「清き一票」を求めた。
選挙期間中、各陣営は市街地を中心とした浮動票の獲得に向け、候補者の政策浸透などに全力を挙げる構えだ。きょう14日も各選対事務所では運動員や支持者の出入りも多くなり、期日前投票への対応などで慌ただしい雰囲気に包まれる。