大城氏の当選へ気勢 支持者ら決起集会 若者活躍など政策示す 市議補選
19日投開票の宮古島市議会議員補欠選挙に立候補を表明している大城仁氏の決起集会が2日、市内の事務所で行われた。大城氏は「若者が活躍できる島づくり」や「安心して生み育てられる島づくり」など政策を示し市議への後押しを呼び掛けた。会場には多くの支持者が詰めかけ、大城氏の当選へ向けて気勢を上げた。
会場には市長選に立候補を表明している嘉数登氏、下地康教県議も参加した。野津芳仁後援会長は「大城氏は新しいことにチャレンジしようとしており、この力を宮古島のために発揮してほしい」と述べた。
久貝博義選対本部長は「20代の目線、独自の切り口でより良い宮古島市をつくるために取り組んでほしい」と述べ、嘉数氏とのセット戦術も強調。「市長選は嘉数氏、市議補選は大城氏を当選させよう」と呼び掛けた。
嘉数氏は「大城氏の政策は私と同じ方向を向いている。今回の選挙ほど若者の活躍と子育て環境に焦点が当たった選挙はない。みなさんの声を市政に投げかけてほしい」と述べた。
家族代表であいさつした母親で前教育長の大城裕子さんは「嘉数氏の宮古の未来を一緒に描こうが決定打になり出馬を決めたということになった。市長選は嘉数氏を応援していただき、(市議補選は)みなさんの力で市議会に送ってほしい」と述べた。親戚関係で応援に駆けつけた石垣市の石垣達也議員も支持を呼び掛けた。
大城氏は、政策として▽若者が活躍できる島づくり▽安心して生み育てられる島づくり▽魅力あふれる島づくり▽緑豊かな島づくり▽一人ひとりが大切にされる島づくり―を示した。その上で「宮古のために働きたいメンバーとチャレンジしサポートをしていきたい。子どもを預かってくれる場所がないのか、保育園に預けられるハードルが下げられないのかの声にも応えていきたい。みなさんの力で市議に押し上げていただきたい」と訴えた。