
前里候補支持を表明 来年1月市長選 「絆」掲げ、次代の新リーダーへ 新里県議と3市議ら 27日マティダで総決起大会
新里匠県議と保守宮古未来会の山里雅彦会長、砂川和也(市民創会)と仲間誉人の3市議らは19日、東仲宗根の事務所で会見を開き、来年1月19日投開票の宮古島市長選挙に立候補している前里光健氏を支持することを表明した。会見には前里候補も同席。5氏はスローガン「僕らは絆を大切にしたい。絆の先に市民の幸せがあるから。」を掲げ、残り1カ月を切った投開票までの短期決戦勝利へ決意を示した。総決起大会は27日にマティダ市民劇場で行われる。
山里会長らは前里候補が市議会議員として3期務め、給食費無償化や小中学生の医療費無償化を推進するなど、宮古島市民の福祉向上のために多くの成果を挙げたことを高く評価し、支持理由として挙げた。
その上で「宮古島市が国内外で重要な役割を果たすためには、市民の声を聞き、実行できる新しいリーダーが必要だ」と述べ、「前里光健候補がそのような新リーダーにふさわしい」と強調した。
また、支持表明に時間を要したことについては、「座喜味市政の継続は宮古島市および市民にとって望ましくないと考え、保守候補の一本化を目指していたが、最終的にそれが実現しないことが明らかになったため、前里光健候補の支持を決定し、当選を勝ち取る決意をした」との姿勢を示した。
選挙戦においては「絆」を強調。「恩や情など『つながり』を大事にしたい。すべての思いに応えられてはいないだろうが、市民との絆を大切にすることで広がっていく。その絆で市民生活が明るくなることを目指す」と述べた。
また、新里県議は「14日に一本化断念を発表したが、残り1カ月を切ったこのタイミングについて言及することはない。宮古島市民にとって明るい未来への市政方針など訴えていく時間は十分にある」と語った。
前里候補の同事務所は22日に青年部平良支部として事務所開きを行い、27日午後6時からマティダ市民劇場で総決起大会を開催し、宮古島市の新リーダー誕生へ向け気勢を上げる。