今年も「カルディアのポチ袋」 1袋15円の地域支援 季節感あふれる手作り

 城辺比嘉にある就労継続支援B型事業所宮古島カルディア(山口真喜子施設長)が今年も手作りのポチ袋を作成および販売している。ポチ袋の価格は1袋15円で(10袋セット150円)で提供されている。購入希望者は宮古島カルディア(080・7844・1719)、もしくは宮古新報社まで。
 同事業所では、障がいを持つ人たちが社会参加しやすい環境を整えることを目標にさまざまな支援活動を展開している。
 今回のポチ袋販売も、体力面などで一般労働が難しい人たちの支援を目的として、彼らが持つ能力を生かし、経済的自立を促進するために行われた。利用者らは作業を通じて、手先の器用さや集中力を養いながら、お年玉をもらう人たちの喜ぶ顔を想像することで、作業に対する意欲を高めている。
 山口施設長によると、ポチ袋販売は季節のイベントに合わせた商品展開の一例。昨年の購入者からは「かわいい」「ずみぎ」との声が多く寄せられたという。

関連記事一覧