家族連れにぎわう 2024海族まつりフィナーレ 初代海人王は「おおがみ」に
海族まつりフィナーレ2024(宮古島観光協会主催)が1日、平良のトゥリバー地区で開催された。初開催の宮古島ハーリー・ナンバー1海人王決定戦やうずまきパン早食い、元気の子早飲み選手権などが行われ、晴天に恵まれた会場には多くの家族連れが訪れ、ゲストの沖縄県住みます芸人のオリオンリーグらも盛り上げた。最後はお菓子のオーバンマイも行われるなど盛況となった。
同まつりは4月の海びらきから始まり、海に関するイベントを通して宮古島観光をPRしてきた。
開会では同協会の石原雄副会長が開会宣言とともに開催に至った協力団体らに謝意を示した。また、宮古高校軽音楽部が舞台上でオープニングを盛り上げた。
主催者あいさつでは座喜味一幸市長が「同まつりは水産振興、観光振興を目的に『海で楽しみ、海を食し、海で競い、海を見る』をコンセプトに子どもから大人、観光客まで楽しめるイベントとして定着している。本日は大いに楽しんでもらいたい」と述べた。
海人王決定戦では10チームが参加し、海上でしのぎを削った熱い闘いを見せた。その結果、宮古島海上保安部所属の巡視船「おおがみ」チームが優勝し、10万円分の商品券とホテルペア宿泊券を獲得した。
うずまきパン(富士製菓製パン)早食い競争では水分補給に気をつけながら夢中で競い合った。元気の子(元気生活)早飲み競争ではパックを開け、コップに移してストローを指し、飲み終わったらパッケージのイラストのように「おいしい!」と叫ぶまでのタイムを競った。
宮古角力ではデモンストレーションに急きょオリオンリーグが土俵入りし、普段から筋トレが趣味だという玉代勢直さんが相方の剛くんを投げ飛ばし、ミスブーゲンビレアの室田渓さんも出場するなど盛り上がった。
イベントを主管した同協会青年部の大嶺宜之部長は「一年最後の良い思い出として海族まつりフィナーレが無事開催できたことに感謝したい」と話した。