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最長21㌔にスタートするAコースの参加者 =24日、宮古製糖城辺工場

城辺路楽しく走る 東平安名埼マラソン 親子ら完走に笑顔 Aコース吉田が初優勝

 「第9回東平安名崎がんずうマラソン」(城辺地区地域づくり協議会主催)が24日、東平安名崎をゴールとするA(21㌔)、B(10㌔)、C(2㌔)の3コースで行われた。194人が申し込んだ各コースではそれぞれのペースで城辺路の風景を楽しみながら走った。最長Aコースは吉田賢吾が1時間28分38秒で初優勝した。ゴールで家族らに迎えられた参加者は完走証を手に「楽しく走れた」と笑顔を見せた。
 Aコースは43人が宮古製糖城辺工場、Bコースは35人が城辺公民館多目的広場、Cコースは約190人が東平安名崎入口からそれぞれスタートした。
 Aコースでスタートを見守った宮國恵良会長は「合併後、がんずうマラソンと名称を変えて9回目の開催となる。選手のみなさんには体力に合わせながら頑張ってほしい」と話した。
 最長21㌔に挑んだ参加者は練習の成果を発揮すべく走った。トップ集団は前半2、3人で走り城辺公民館前で吉田がトップに立ちそのままゴールした。
 初めての出場で優勝した吉田は「これまで1番でゴールした経験がなかったのでうれしい」と笑顔を見せた。レースは「天気が暑くもなく走りやすかった。前半集団で走り、そのペースで走ったが10㌔付近からは抜け出してキロ4分で走った」と振り返った。
 仕事で宮古に来たという吉田は走るのが好きで宮古島100㌔ワイドーマラソンなどに出場しており、来週は那覇マラソンに挑む。
 家族連れの参加が多かったCコースは午前10時にスタート。ピストルの音とともに飛び出す子どもや手をつないで歩く親子などが思いおもいのペースでゴールを目指した。
 外間匠基さんは琉愛さん(8)、結愛さん(6)ら家族で参加した。「子どもが飛び出したので速く走った。子どもも楽しそうでリフレッシュできた」と話した。
 砂川卓也さんは「子どもが走りたいと言うので家族みんなで参加した。子どもにとって長い距離なので心配したが完走できてうれしい。普段運動していないので疲れたがいい経験ができたので楽しかった」と語った。
 ゴールでは城東中学校の生徒14人がボランティアで完走した参加者に水とパンを手渡した。笑顔で迎えた生徒たちは「貢献できてうれしい」と話した。
 A・Bコースの上位成績は次の通り。
【Aコース】①吉田賢吾1時間28分38秒②津覇祐一1時間29分42秒③長谷川博紀1時間31分27秒
【Bコース】①黒澤秀男44分28秒②齋藤春佳58分19秒③宮國渚1時間04分15秒

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