宮古島、多良間の魅力を発信 離島フェア開幕 宮古から13事業者が出展
【那覇支局】県内18の離島市町村の特産品をアピールする「離島フェア2024」(主催・同実行委員会)が15日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開幕した。36回目となる今回は「離島の息吹を感じよう!特産品の祭典」をテーマに17日までの3日間開かれる。特産品の展示販売会には78事業者が約650品目を販売する。宮古からも宮古島市の7事業者、多良間村の6事業者が出展している。各種コンクールの表彰式も開かれ、宮古からも多くの受賞者が表彰を受けた。
同フェアは離島の産業振興、離島と都市地域間や離島相互間の交流を促進するとともに新たな地域資源を発掘し、住民自らの創意工夫による地域づくりを支援することを目的に毎年開催されている。
開会式で玉城デニー知事は「昨年は13万人を超える多くの人に足を運んでいただき、改めて県民の皆さまが離島に対する強い関心を持っていることを実感した。今回の離島フェアでは多彩なイベントが企画されている。来場の皆さまには魅力ある島の恵みを体験していただきたい」とあいさつ。実行委員長の宮里哲座間味村長は「島人(しまんちゅ)の創意工夫で島の魅力を詰め込んだ特産品の展示即売、島のグルメを堪能できる離島食堂、観る機会の少ない伝統芸能特設ステージなどを開催し、来場の皆さまには離島の魅力を存分に感じてほしい」と呼び掛けた。
特産品の展示即売会場には、離島の自慢の特産品や工芸品が並び、開場とともに多くの人が訪れ、目的の商品を買い求める様子がみられた。会場では離島の特産品を使用した料理を堪能できる離島食堂や離島の伝統芸能を楽しめる特設ステージもある。16日は多良間村塩川の獅子座・金丸獅子や多良間村ふしゃぬふエイサー、17日には沖縄宮古民謡協会のステージが予定されている。
開場時間は午前10時~午後7時(17日は午後6時まで)。