「ゆうき」を歌い上げる久松小5年生 =マティダ市民劇場

児童生徒の音楽の祭典 市民総合文化祭 23プログラムが市民魅了

 第19回宮古島市民総合文化祭音楽祭「児童・生徒の部」(主催・市、市教育委員会)が9日、マティダ市民劇場で開催された。同音楽祭は本年度から「県小中学校音楽発表会」の宮古選考会も兼ねられており、市内の小、中学校から16校とみやこ少年少女合唱団の1団体が参加。日頃から練習してきた合唱や合奏など23のプログラムを披露し、会場に詰めかけた多くの市民や関係者は子どもたちの清らかな歌声や楽器の音色に耳を傾けた。
 音楽祭は午前10時に小学校の部、午後2時から中学校の部の2部編成で実施。北小2年生から6年生の児童による「ドレミの歌」の合奏から幕開けし、平一、東、南、久松、城辺、下地、砂川、伊良部島の各校で合唱など計13のプログラムを実施した。
 午後の部ではみやこ少年少女合唱団による宮古島市歌で幕開け。狩俣、北、平良、西辺、城東、伊良部島、上野の各校は合唱、合奏や金管の楽器と多彩な内容で聴衆を魅了した。
 主催者あいさつでは大城裕子教育長が「音楽は全世界、すべての人の共通語。世界中の音楽を楽しみ、自分の世界をどんどん広げていってほしい。児童生徒のみなさんがますます音楽を好きになり、明るく元気に活躍することを願っている」と述べた。
 同文化祭児童・生徒の部は発表部門の「郷土のお話大会」が24日の午後3時から市未来創造センターの多目的ホールで、展示部門の表彰式が12月7日の午後2時から同劇場で、また一般の部「芸能祭」は12月22日午後3時から、「芸術劇場」は年明け1月18日午後3時半から同劇場で開催される予定となっている。

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