(左から)新垣署長、友利盛良さん、下地さん、西里さん、下地会長
=宮古島警察署
地域貢献、交通安全の模範 連盟表彰に下地ヨシ子さん 宮古島署で伝達式
2024年度「九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名表彰」と「全日本交通安全協会長交通栄誉章緑十字銅章」の表彰伝達式が29日、宮古島警察署(新垣健一郎署長)で行われた。市では九州連盟表彰者には下地ヨシ子さんが、緑十字銅賞の功労者に西里正也さん、優良運転者に友利昌明さん、平良栄喜さん、友利盛良さんがそれぞれ受賞し、表彰状などが伝達された。
新垣署長はあいさつで「日頃から交通安全活動へのご理解とご協力に心から感謝を申し上げる」と謝意を示した。
その上で「われわれとしても交通安全に努めていく。皆さまのご活躍がなければ成し得ないと思っている。引き続きご協力いただければ」と述べ、連名表彰を受けた下地さんに、賞状と記念品を手渡した。
下地さんは交通安全の啓発だけでなく、地域の高齢者が迷子になった際に家を教えてあげるなど、普段からさまざまな形で地域に貢献をしているという。
受賞の連絡を受けた際は驚いたとのことで、「私でいいのかなと思い最初は受賞を断ろうとも思ったが、周囲の人たちに背中を押され、ありがたく受賞をいただくことを決めた」と語った。
今後の活動について「自転車の二人乗りをいつも注意するのだが、話を聞いてもらえない。でも、私はこれからも注意し続け、交通事故を未然に防ぐために変わらず活動していきたい」と意欲を見せた。
優良運転者は10年以上、交通安全功労者は5年以上交通違反などがなく、安全運転や交通安全の推進に多大な功績があった人が表彰される。
この日出席した功労賞を受賞した西里さんと優良運転者受賞の友利盛良さんに宮古島地区交通安全協会の下地隆之会長から賞状と記念品が手渡された。