実行委らは開催日など概要を発表した
=15日
来月3日にクイチャーフェス JTAドームで午後4時開演 各部門の参加団体発表
クイチャーフェスティバル実行委員会(亀濱貴士委員長)は15日、第23回「クイチャーフェスティバル2024」を11月3日にJTAドーム宮古島で開催することを発表した。伝統芸の部に6団体、唄三線に3団体、創作芸能の部に3団体4チームが参加する。また、昨年から行われている校歌ゆうぎには150周年を迎える西原地区にちなみ、西辺小学校の校歌で行われる。
同フェスのテーマは「んきゃ~んぬ繋(つな)ぎ くぬ世(ゆ)ゆ繋ぎ 未来世(さき゚ぃゆ)ん繋ぎ」でクイチャーをはじめとする宮古島の伝統芸能が後世においても愛され、継承されていくことを期待して、▽歌って▽踊って▽弾いて▽観て―楽しむ空間を提供。また、伝統芸能の独自性を持って宮古島観光の活性化および安定化を図る目的で開催されている。
伝統芸能の部で参加する団体は①比嘉民俗芸能保存会②宮国民俗芸能保存会③漲水クイチャー保存会④下地クイチャー保存会⑤荷川取クイチャー保存会⑥川満棒踊り保存会―が出演する。
唄三線には宮古民謡保存会、宮古民謡協会と平良裕明民謡研究所の3団体。創作芸能の部は①新羅withぶどぅれサンガ②SaoriDanceSchool③宮古島警察署の3団体から4チーム。ゲストにMIUNI+GENTAも出演する。
また、司会は宮古高校の小西桃花さん(3年)と佐渡山彩歌さん(2年)が務める。島の未来を担う若者として初の学生起用だ。
開場は午後3時、開演は同4時でチケットはブックスきょうはん、おもちゃのBANBANで発売中。芝生席(飲食不可)は1千円だが高校生以下は無料、飲食可能なテーブル席は1千500円となっている。