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市民総合文化祭の口火を切った高校生・一般音楽祭 =6日、マティダ市民劇場

歌声、音色で観衆魅了 音楽祭からスタート 宮古島市民総合文化祭 活動発信、交流の場に

 2024年度の第19回宮古島市民総合文化祭(主催・市文化協会ほか)が6日、マティダ市民劇場で開催された高校・一般の部「音楽祭」を皮切りに始まった。同文化祭のテーマは「創造する市民の文化」で、一般の部のサブテーマは「繋げよう!島の力」。音楽祭では合唱や独唱、合奏など計15組が参加。出場者は練習で磨き上げた歌声や音色を披露し、観衆を魅了した。
 市文化協会の饒平名和枝会長は「音楽祭は、市民がさまざまなジャンルの音楽活動を発信し、広く交流する機会。宮古の音楽文化・活動の素晴らしさを存分に発揮していただきたい」と話し、「音楽部会は今年度、金井喜久子氏の楽曲を披露する場もあり、音楽文化を感じてもらえると思う。宮古で受け継がれている懐かしい子守唄や民謡など時を超えて音楽文化を感じ、心を潤し、感動と希望を与える15組の演奏。心豊かな時間となるように音楽の力を届けたい」とあいさつした。
 プログラムは宮古島吹奏楽団の「私は最強」で始まり、髙田憲さんが独唱「セレナーデ」、7団体が合唱を披露し、そのほかピアノや琴サークル、ギターなどのアンサンブルも舞台に立ち、最後は全体合唱「宮古島市歌」で締めくくった。
 総合文化祭は「美ら島おきなわ文化祭」の市独自事業として開催。一般・児童・生徒が参加し、「書道」「美術」などの展示会や芸能祭といった各部会の舞台発表、そのほか「史跡巡り」や「子どもシアター」などが行われる。
 音楽祭の出演者、団体は次の通り(プログラム順、敬称略)。
 ①宮古島吹奏楽団②髙田憲(独唱)③Voicecuore(合唱)④琴サークル彩の会(琴合奏)⑤彩の会・下地るるか(琴二重奏)⑥平野佳野(ピアノ弾き語り)⑦宮古島混声合唱団⑧女声コーラス「ホップ」(合唱)⑨女声あんさんぶるAYAGU(合唱)⑩ひらら女声コーラス「きらきら」(合唱)⑪みやこギターアンサンブル⑫ブーゲンビリアコーラス(合唱)⑬打楽器アンサンブル「TaggiMusic」⑭金管合奏団「響」⑮合唱団「ブレス」

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