「ぷからす交流商談会」をPRし、事業者の参加を呼び掛ける根路銘会頭(右から2人目)ら =宮古島商工会議所

来年1月16日に商談会 参加事業者を募集 出展・バイヤー各40社程度

 宮古地域の経済循環と地産地消の促進を図ることを目的とした「ぷからす交流商談会2025」が、来年1月16日に市内のホテルアトールエメラルド宮古島で開催される。3回目となる今回の出展事業者は宮古圏域内製造業者、農水畜産業者などの40社程度、島内・島外バイヤーは宿泊事業者、飲食店、スーパー、卸業、空港など40社程度の参加を予定。主催者の宮古島商工会議所(根路銘康文会頭)は6日に同所会議室で記者会見し、事業概要や事業者参加要件などを説明し、出展事業者とバイヤーに参加を呼び掛けた。
 根路銘会頭は「この交流商談会は生産の事業者とバイヤーのルートをしっかりと作り、宮古の地産を最大限にアピールし、可能な限り地産地消につなげていきたいという思いで始めた。今回も多くの方々に集まっていただきたい」と述べた。
 このあと事務局が「島内での商談機会を創出し、持続的な経済発展を目指す」とした事業概要を説明。商談会に向けては▽商談会実施に向けての取り組み▽事業者へのフォローアップ―の2つの軸で行っていると話した。
 商談会実施に向けては募集期間を説明し、島内全域でポスター掲示やマスメディアを活用して幅広い業種の事業者の集客を図る。参加予定の出展事業者のニーズを調査した上でミスマッチのないマッチングを準備していくことを説明した。
 事業者へのフォローアップでは、スキルアップセミナーで武器となる「提案シート」作成や商品に対する思いや挑戦、今後の目標などをまとめた事業者紹介のガイドブックをバイヤーに渡してマッチングの精度を高めていきたいと話した。
 出展事業者(島で農業、畜産、水産業や土産、特産品加工製造など)の募集は9月6日~10月11日、バイヤー(ホテル、飲食業、卸業、空港関連事業者など)募集は9月6日~12月10日となっている。
 参加費は出展事業者の一般が1万円、商工会議所会員とバイヤーは無料。参加希望者は出展事業者、バイヤーのQRコードから申し込みできる。問い合わせは宮古島商工会議所(72・2779)。

出展事業者QRコード
バイヤーQRコード

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