大綱引きなどさまざまなアクティビティで楽しんだ =JTAドーム宮古島・アリーナ

鬼ごっこや綱引きで楽しむ 市民に児童館の役割を周知 じどうかんまつり盛況

 市こども家庭局(幸地幹夫局長)は31日、JTAドーム宮古島で第2回「みやこじましじどうかんまつり」を開催した。児童健全育成推進財団、NIKEが共同で開発した運動遊びプログラム「JUMP―JAM」(ジャンジャン)からスタートし、琉球交響楽団の楽器体験ブースとオーケストラ演奏、そのほかエイサーなどの伝統芸能を含む多彩なプログラムを提供。訪れた子どもたちは広い会場で満足いくまで楽しんだ。
 市のひらら、上野、下地、佐和田、池間添、ぐすくべの6児童館が集結し、子どもたちが遊びを通じて育成活動を体験できるこのイベントは、子どもたちの居場所としての児童館の機能と役割を広く市民に周知し、児童健全育成の向上を図ることが目的。総合不動産業のベストウェイ社(黒田史郎社長)による企業版ふるさと納税を活用した寄付金を通じて開催した。
 開会に先立ち、幸地局長は「きょうはさまざまなイベントを用意しているので、児童館の活動に触れながら、一日皆さん楽しく過ごしていきましょう」と呼び掛け、「今日のイベントを通じて子供たちが児童館の活動に触れ、楽しみながら成長してほしい」と話した。
 参加した子どもたちは広々とした会場で鬼ごっこや綱引きなどさまざまなアクティビティに興じた。また、楽器体験ブースでは金管楽器などに触れ、同楽団員による20分ほどのミニコンサート、こどもの主張&シンポジウム、キミスタ☆(君こそスター!十八番大会)なども行われた。
 平良第一小学校2年生の砂川咲茉さんと3年生の新里茅奈実さん、平良優碧さん、當山葵月さんの4人は友だち同士で訪れ、「きょうは来て本当によかった。みんなで遊べてすごく楽しい」と口をそろえて喜びを語った。

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