女性作曲家金井喜久子氏の在りし日の貴重な写真(金井家提供)
金井喜久子の魅力を体験 あす未来創造セで午前10時から ワークショップ開催
宮古島出身で生涯を音楽と沖縄にささげた作曲家の金井喜久子氏(1906年~86年没)を知るためのワークショップ「親子で謳おう♪みんなで歌おう♪金井喜久子」(金井喜久子プロジェクト実行委員会主催)があす25日、未来創造センター・研修棟で午前10時から小学生以上の児童生徒と保護者を対象に行われる。定員は先着順の50人で参加費は無料となっている。
金井氏(旧姓川平)は、素晴らしき沖縄音楽を世界共通語である五線譜に乗せることで、世界へ紹介しようと多くの作品を発表。日本人女性として初めて交響曲を作曲するなど沖縄のこころを伝え、多くの人たちを勇気づけてきた。
ワークショップでは同プロジェクトの発起人で元琉球朝日放送アナウンサーの宮城さつきさんが司会を務め、歌の講師に黒島舞季子さん、ピアノを棚原俊平さんの宮古島出身の両人が演奏する。
金井氏の家に住み込み音楽を学んできた宮古島混声合唱団代表を務める新城悦子さんが「金井喜久子ってどんな人?」を話すほか、代表曲である「沖縄行進曲」「世や治れ」「じんじん」といった楽曲にふれることにより金井氏の世界を体験する。
さらに10月20日午後4時からマティダ市民劇場で金井氏の足跡や生きざまを紹介するイベント「金井喜久子物語~朗読と音楽の調べin宮古」が開催される。
申し込み、問い合わせは新城(090・4471・5679)、平良(090・9374・3211)のほかEメール(QRコード:kikukows2@gmail.com)でも可能とのこと。