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壇上で発表を行う仲里さん =JAおきなわ宮古地区本部2階・大ホール

最優秀賞・仲里さん、優秀賞・喜納さん ちゃぐりんフェスタ開催 児童らの食農知識を競う

 JAグループが子ども向けに発行する月刊誌「ちゃぐりん」を活用した食農教育イベント「2024年度宮古地区ちゃぐりんフェスタ」(県農業協同組合主催)が8日、JAおきなわ宮古地区本部で開催された。ちゃぐりん記事活用体験発表では、仲里凛月さん(平一小4年)が最優秀賞、喜納楓子さん(砂川小3年)が優秀賞に輝いた。2人は23日に糸満市で開催される県大会「24年度JAおきなわちゃぐりんフェスタ」へ宮古地区代表として出場する。

審査結果発表の瞬間


「ちゃぐりん」とはChild(子ども)、Agriculture(農業)、Green(自然・緑)を合成した造語。このフェスタは同誌を読む親子が一堂に会し、次世代を担う子どもたちに農業や自然の大切さや食の安心・安全を理解してもらうことを目的に、1978年から毎年開催。体験発表の本県大会は糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満で開かれる。
 開会後、JAおきなわ宮古島地区本部の久志隆盛本部長が主催者として「夏休みにも関わらず参加してくれてうれしい。ちゃぐりんをこれからも愛読してほしい」とあいさつし、参加した児童らに感謝の気持ちを伝えた。
 発表審査はちゃぐりんを勉強に役立てた体験を発表してもらうことをねらいに実施され、内容や発表力など100点満点で審査される。1人の発表時間は8分で一人ひとりが「これからもちゃぐりん」を読みたいと口をそろえるような体験を披露していった。
 審査中は10分の休憩を挟みDVD(ゆいのわチャンネル)を視聴。JAでの仕事はどのようなものかについて理解を深める内容だった。
 その後、講評として池間紋子審査委員長(JAおきなわ宮古地区女性部長)は「みんなの発表がすごくて、一番を決めるのが難しかった」と参加した全児童に声を掛けた上で、審査結果を発表した。選出されなかった児童も優良賞として表彰される。
 同体験発表者と題名は次の通り。(敬称略)
 ▽仲里凛月(平一小4年)「SDGsなわたし」▽喜納楓子(砂川小3年)「サーモンとセロリのマリネは、さいこう」▽渡真利笑夏(上野小1年)「『ちゃぐりん』ってすご~い!!」▽友利真心(平一小1年)「え~ちゃぐりんってなあに」▽漢那諒(伊良部島小6年)「ちゃぐりんでつかめたチャンス!」

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