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(左から)優秀賞の漢那さん、最優秀賞の砂川さん、優良賞の親泊さん、奨励賞の上地さん =4日、未来創造センター・多目的ホール

砂川ジュディさんが最優秀賞 婦人の主張宮古地区大会 英会話教育と自己研さん高評価で 優秀賞漢那さんと共に県大会へ

 第56回婦人の主張宮古地区大会(宮古地区婦人連合会主催)が4日、未来創造センターで行われた。4人が登壇し、意見を主張した結果、下地在住の砂川ジュディさんの「英会話で子供たちに輝きを」が最優秀賞を受賞。子どもに英語を教えながら自身の保育士資格に取り組む姿勢と夢を持つ大切さを主張した内容が高い評価を得た。優秀賞に漢那真利子さん「子どもから学ぶ」、親泊ゆかりさん「キビ作農家は楽しい」、上地真理子さん「実りある婦人会」がそれぞれ自身の考えを主張した。
 最優秀賞受賞の砂川さんはフィリピンから22年前に知り合いが誰もいない宮古島に嫁ぎ、そこで日本語を一から学び、島の生活に必要な自動車の免許を取得したことや、母国で保育園の経営をしていた経験を生かし、現在は保育園で英語を教えていることなどを発表した。
 また、保育のスキルアップへ向けさまざまな資格を習得し、今は小田原短期大学宮古島教室保育科への入学手続きを進めているとのことで、「宮古島の子どもたちに英語を教えつつ、子どもの成長を楽しみに自身の夢に向かって努力し、また子どもが将来の目標を持った時には喜び、尊重して子どもと共に学んで成長をしている」と主張した。
 最優秀賞受賞については「日常の生活のことを話した。県大会は頑張りたい」と決意を明かした。
 優秀賞を受賞した漢那さんは、わが子の誕生から成長と共に感じる親としての喜び、思春期に入り微妙な年頃の時期の親としての葛藤と悩みを正直に話した。親泊さんは優良賞、上地さんは奨励賞をそれぞれ受賞した。
 審査委員長で県教育庁指導主事の佐渡山圭吾さんは「どの主張も内容が良く素晴らしく順位をつけるのは心苦しかった」と総評した。
 砂川さん、漢那さんは、9月20日に那覇市琉球新報ホールで開催される県中央大会に地区代表として出場する予定となっている。

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