エコアイランド実現へ SDGs推進PF 12日まで市民アイデアを募集 持続可能な地域活性化P
宮古島SDGs推進プラットフォーム(PF、市エコアイランド推進課事業)では、持続可能な宮古島市の実現に向けたアイディアを持つ市民を広く募集している。同PF事務局の髙原悠さん、久貝正樹さん、宮国哲司さんが2日、宮古新報社を訪ね、募集周知を行った。募集は7月12日から始まっており、今月12日まで。問い合わせはsdgs385pf@gmail.comまで。
同PFは市民が主体的に地域の課題に取り組み、実践的な解決策を提案・実行するローカルアクションを推進。「環境」「経済」「社会」の総合的な視点から地域の持続可能性(=エコアイランド宮古島)を目指す市民プロジェクトを創出し、伴走支援を行う。市民が主体的にアクションを起こし、市民による市民のための宮古島プロジェクトを支援し、環境や仕組みを整えることを目指す。
募集テーマは、宮古島の持続可能性に資する複合的課題解決を図る地域活性化アイデア。対象は市在住の個人または団体で、①最大2年の伴走支援を受けることに合意(自走可能となった場合はその限りでない)②公的義務を果たしている③反社ではない④個人なら宮古島市の住民票、法人なら市内に本店および営業所がある⑤同支援担当者や事務局との速やかな連絡が可能であること⑥来年2月15日の市民プロジェクト発表会で発表を行う⑦同支援ミーティングや活動の様子など情報発信への同意―の7項目の条件を満たす必要がある。
9月初旬までに2組が選出され、選ばれた市民プロジェクトは具体化に向けた目標を設定し、進捗(しんちょく)確認や課題解決に向けたサポートを受ける。また、関連プロジェクトとのネットワークづくり、専門家からのアドバイス、資金調達支援、心理的サポートなども提供を受ける。
これまでに島の高等学院の根間玄隆さんやレオクラブ宮古島、ファッションデザイナーのSARAさん、下地島で民宿を経営する奥平直人さんが同PFの伴走支援を受け、プロジェクトを進行中。詳細はQRコード先の公式ホームページ(https://sites.google.com/view/sennen385pj-bosyu/)から確認できる。