会見で選手への応援を呼び掛けるイベント関係者ら =市総合体育館

県内外強豪招き交流試合 U18夏合宿開催を発表 13~17日に総合、上野で

 宮古バスケットボール協会、宮古地区バスケットボール専門部は市総合と上野の両体育館を会場に「U18バスケットボール宮古島サマーキャンプ2024」を13~17日の日程で開催すると発表した。1日、建て替え工事で今月末に閉館する市総合体育館でイベント関係者らが会見を開き、概要および趣旨を説明。市内高校や県内外強豪10校を招き、交流試合が行われる。同協会の垣花秀明会長は市民らへ向け、選手への応援に多くの来場を呼び掛けた。
 会見では、同イベントが宮古地区の18歳以下バスケットボール選手の競技力向上、指導者や審判員の技術向上を図るとともに、他地区との交流によりバスケの普及・振興、次世代の育成を図ることを目的に実施すると説明した。
 また、建て替え工事に伴いメイン会場となる市総合体育館の使用が8月末までとなるため、施設への「40年間の感謝を伝える」というイベントのもう一つの趣旨を明かした。
 垣花会長は「宮古島におけるバスケットボール競技発展のため、市民の皆さまにはぜひ会場に足を運んでいただき、選手を激励してほしい」と呼び掛け、今回を皮切りに継続開催していく展望も明かした。
 交流試合は各ゲーム10分の2クォーター制。クォーター間は2分、ゲーム間は10分。参加チーム確定後、会場ごとに組み合わせが決められる。試合開始は全日程午前9時からの予定となっている。
 イベントは市観光商工スポーツ部、市スポーツ協会、スカイマーク、ピースアイランドホテルグループ、MKBRAND、宮古高校男子バスケットボール部OB会の協力も得て実施される。
 出場校は宮古高校、宮古総実、宮古工業の3校のほか、24年度高校総体静岡県予選優勝の藤枝明誠高校、工業系高校九州大会3連覇の美来工科高校などが来島する。

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