競技に臨む出場生徒ら
=宮古合同庁舎2階・講堂
鏡原A優勝、久松A準V 科学の甲子園Jr. 県予選宮古地区代表選考会
第12回科学の甲子園ジュニア沖縄県予選宮古地区代表選考会(主催・同県予選実行委員会)が26日、宮古合同庁舎で開催された。市内の9中学校から16チーム(1チーム3人)が出場し、物理、化学、生物、地学、数学の筆記試験に挑戦。鏡原中学校Aが優勝、久松中学校Aが準優勝に輝き、地区代表に選ばれた。県大会は8月23日に開かれる。
科学の甲子園ジュニアは国立研究開発法人科学技術振興機構が主催して行われている。子どもたちが科学を好きになる機会を提供し、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた「未来の科学者・研究者」を育成することが目的で開催されている。
地区予選を主管する宮古教育事務所の平良吉嗣所長は開会行事で「チーム力と個の力を融合し、充実した大会にしてほしい」とあいさつ。競技開始前はチームメンバーと笑顔で談笑するリラックスムードだった生徒らは、競技開始後は一転、真剣な眼差しで取り組んでいた。
地区予選では筆記試験のみ実施。理科4分野からそれぞれ1問ずつと数学1問の計5問で、1問50点の250点満点。インターネットで調べることなどは禁止されているが、チーム内で相談・分担して解答することは認められている。県予選では筆記に加え、実技試験も行われる。