宮古島夏まつり、きょうから２日間　歩行者天国、パフォーマンスなど　車両規制・ドローン禁止　未成年への酒類提供防止を

　夏の到来を告げる宮古島夏まつり２０２４（同実行委員会主催）がきょう26日から開幕する。27日午後９時までの二日間。今年は台風３号接近による影響が懸念されたが、市内で人的および建物の大きな被害もなく、事務局および同実行委の宮古島商工会議所（根路銘康文会頭）は予定通りに開催するとした。同事務局は期間中、両日夕刻からの歩行者天国の交通規制や未成年者への酒類販売など注意事項を示し、協力を強く呼び掛けている。
　26日は午前10時から漲水御嶽および宮古神社で豊年祈願祭のあと、午後６～９時に市内３商店街での歩行者天国が始まり、ダンスパフォーマンス、ちびっ子駅伝、歌謡ショーやフラダンス、第15音楽隊によるコンサート、琉球國祭り太鼓が行われる。
　27日は午後５～９時に歩行者天国、ダンスパフォーマンス、書道パフォーマンス、ミス宮古島発表会が行われ、午後７時40分から東西大綱引きを予定。午後９時から花火ショーでフィナーレを迎える。
　同実行委は車での来場を控えるよう呼び掛けると共に、歩行者天国期間中は交通規制により車両の通り抜けの一部禁止、一方通行を解除する場合もあるため迂回するよう協力を求めている。
　また、▽20歳未満への酒類販売防止の徹底▽イベント会場でのドローンなどの飛行禁止▽会場での募金活動禁止―を強く呼び掛けている。
　同まつりは東京、大阪、名古屋、成田など首都圏の航空アクセスの充実や海外からのクルーズ船の来島増などで、国内外からますます注目される宮古島において、今後も魅力あふれ笑顔と活力のある地域づくりを目指し、住民一人ひとりがオール宮古の意識の下に絆をより深めていく事を趣旨として開催される。
　同まつりに関する問い合わせは事務局（72・２７７９）まで。