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第56回先島親善OB野球大会in宮古島が行われた市民球場

宮古・八重山シニアが野球交流 第56回先島親善OB野球大会 宮古勢健闘も八重山圧勝

 第56回先島親善OB野球大会in宮古島が29日、市民球場で行われた。宮古島市からは北OB親交会、平一OB親和会、石垣市からは八重山OB野球クラブの3チームが総当たり戦で3試合を実施。2試合で31得点の八重山OB野球クラブが優勝した。殊勲賞は本塁打を放ち投手としても活躍の松川和宏(63歳、八重山OB)、敢闘賞は友利耕三(70歳、平一OB)、打撃賞は一番サードで打率・833の秦健次(58歳、八重山OB)がそれぞれ選出された。
 同大会は宮古島と八重山の野球愛好家により1963年旧平良市で始まり、野球だけでなく自然災害の被害に遭った際には支援物資を贈り合うなど長年にわたり親交を深めている。
 今回の平均年齢は北71歳、平一74歳、八重山59歳と年齢差があったが、3チームともに野球を楽しみ交流を深めた。
 開会式では大会長の平一OB親和会の川満時英監督(78)が八重山チームの来島を歓迎し「野球の面白さ、厳しさを楽しみつつも若くないのでゆっくりと頑張ってほしい」とあいさつした。
 座喜味一幸市長の来賓あいさつを大城裕子教育長が代読。開催への喜びを伝えると共に「長い歴史を積み重ねることができたのは野球を愛するオールドボーイたちの並々ならぬ情熱と先島同士をつなぐ友情の賜(たまもの)」と激励した。
 選手宣誓は元中日ドラゴンズ外野手で城辺にルーツのある伊禮忠彦さん(54)が行い、宮古高校3年生の前川凜さんが場内アナウンスを務め、球場を盛り上げた。
 試合結果は次の通り。
八重山OB野球クラブ
 16210|19
 0100|1
北OB親交会
※四回コールド
(八)大嶺、松川―仲井間
(北)与那覇、武富隆―喜久川
▽本塁打=松川(八)
▽三塁打=狩俣、山城、仲筋、高良(八)
▽二塁打=山田、狩俣(八)
北OB親交会
 000|0
 361|10
平一OB親和会
※三回コールド
(北)与那原―喜久川
(平)川満―垣花正
▽本塁打=洲鎌(平)
▽二塁打=下地、垣花正(平)
【決勝】
平一OB親和会
 200|2
 615|12
八重山OB野球クラブ
※三回コールド
(平)川満、垣花秀―垣花正
(八)仲筋、松川―山田

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