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2年後開催へ向けた開催候補地視察でYEG代表者らが集った =7日、市未来創造センター・多目的ホール(提供)

2年後の初開催へ現地視察 宮古島YEG 全国リーダーズ研修会成功へ 代表者ら集結、士気高める

 宮古島商工会議所青年部(YEG、垣花晋会長)は7日、市未来創造センターで2026年11月中旬に県内初開催予定の第44回全国会長研修会の開催候補地現地視察を開いた。日本YEGの役員、各ブロック代表理事、各都道府県代表理事など錚々(そうそう)たるメンバーが集い、候補地である宮古島の経済、観光資源といった魅力を共有し、意見交流をするなど同研修会の成功に向け思いを一つにした。
 日本YEGには3つの主要事業として青年部の祭典「全国大会」、全国を9ブロックに分けて研修および事業の成果について情報交換を行う「ブロック大会」、そしてこれからの青年部活動のためのリーダー研修の場となる「全国会長研修会」がある。
 同研修会は全国各地で毎年度1回開催されているがこれまで沖縄県では開催されたことはなく、宮古島が初開催となる。開催は2年後を予定している。
 開会式では約100人の日本YEG会員と宮古島YEG会員、そして応援に駆け付けた那覇、沖縄、浦添の各YEGの会長や委員らを紹介。開会宣言は宮古島YEGの横山昌司副会長、「網領」朗読および「指針」唱和の指揮を比嘉正樹副会長が務めた。
 主催者代表あいさつでは日本YEGの吉川裕太会長(東北ブロック秋田県連、秋田YEG)が宮古島YEGの開催に向けた尽力と準備をたたえ、「同研修会は来年度から『全国リーダーズ研修会』と名称が変更する。新しい形で地域のリーダーとしてYEG活動をさらに深めていきたい。現在、模索しながら大会成功へと進めている宮古島YEGの皆さまに感謝したい」とねぎらった。
 その上で「われわれ日本YEGも全力で取り組みたい。きょうは忌憚(きたん)ない意見交換をしてほしい」と呼び掛けた。
 その後、垣花会長が開催にあたって23年度九州ブロック大会開催および成功を振り返り、宮古上布や泡盛など地域文化、気候をはじめとした地域特性を紹介すると共に「どんな困難があろうとも来島するYEG会員が学び、気づき、そして感動できるような大会にしていきたい」と決意表明した。
 開会式には根路銘康文宮古島商工会議所会頭をはじめ中尾忠筰、野津芳仁両副会頭も出席。座喜味一幸市長の代読を嘉数登副市長が務め、来賓あいさつを述べ、各YEG会員来島を歓迎した。
 意見交換会では今後の事業の進め方や開催に向けた詳細な打ち合わせなど活発な意見が飛び交った。その後、場所を伊良部長浜に移して懇親会を開き、大会成功へ向けてYEGの士気を高めた。

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