表敬訪問したJCの皆さん =5月31日、市役所・市長応接室

正副会頭会議が宮古初開催 日本JC 小西会頭らが公式訪問 全国地域振興を議論

 日本青年会議所(JC)の小西毅会頭、山田章夫副会頭、外口真大専務理事らは5月31日、市役所を訪れ、座喜味一幸市長を表敬訪問した。座喜味市長が韓国出張中だったため、嘉数登副市長が対応。同日に開催された正副会頭会議の宮古島初開催に伴うものであり、小西会頭は宮古島の観光の魅力について言及し、嘉数副市長は日本JCの中心人物らによる意見交換の重要性を強調した。また、宮古JC会館で16年ぶりに公式訪問による植樹も実施された。

公式訪問を記念し16年ぶりに植樹が行われた=5月31日、宮古JC会館


 日本JCは、全国47都道府県をカバーする671のLOM(LocalOrganizationMember=地区青年会議所)、約2万8千人(2023年12月時点)で構成されている。そのうち沖縄ブロックには10のLOMがある。
 同日、平良下里の宮古JC会館で正副会頭会議が初めて行われ、全国各地のLOMから約100人のJC会員が公式訪問で来島し、さまざまな事業展開や活動方針などの意見を交わしたという。 
 市役所への表見訪問には宮古JCから横山昌司第63代理事長、沖縄地区常任理事の具志堅貴昭氏、沖縄地区沖縄ブロックの名嘉亨哲会長も同行。小西会頭は役員紹介、沖縄ブロック開催の経緯および趣旨について説明した。
 宮古JCの会員らは初開催できたことで、市の取り組みなどを紹介できる良い機会となったことなどを話した。
 小西会頭はインバウンドなど宮古島の観光地としての価値を実感しつつ空路増便による協力を提案し、嘉数副市長は中枢を担う人物たちが地方の声を直接聞くことの重要性を訴え、「宮古島はいろんな分野でポテンシャルが高いと評価されているが、課題も多く。皆さんの全国各地での課題解決方法などを提言してほしい」と述べた。
 この訪問を通じて、日本JCは地域社会の発展に貢献することを改めて確認した。
 また、宮古JC会館で小西会頭らによる植樹も行われた。公式訪問で植樹が行われたのは16年ぶり。小西会頭、名嘉会長、横山理事長らによってクロキが植えられた。

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