2024年度総会が行われた =29日、市未来創造センター研修室

本年活動に気持ち新た 美ら海連絡協が総会 新代表に冨谷剛さん選任

 宮古島美ら海連絡協議会は29日、市未来創造センターで通常総会を開催した。総会では2023年度の活動および決算報告、24年度の活動計画と予算案、定款の一部変更など4議案を原案通り承認した。また、任期満了に伴う役員の選任があり、新代表に冨谷剛さん(伊良部下地島マリンレジャー組合・副代表理事)が就任した。任期は2年。

冨谷剛代表


 総会では渡真利将博前代表があいさつを述べ、来賓の池間漁業共同組合の与那嶺大組合長が「宮古島、伊良部、池間の三漁港に関しても海業振興に取り組んでいかなければならない。地域と海の観光が大きな課題になってくる。宮古観光の発展のために連携しながら頑張っていきたい」と祝辞を述べた。
 23年度の海族まつり水中フォトコンテスト、美ら海協力券でマンゴー、車海老の抽選会といった活動報告が行われ、本年度の計画として例年通りのイベントを含め2025年4月に池袋マリンダイビングフェアへ出展などが予定されている。
 同協議会は通年活動として▽安全対策=酸素キット各団体2セット配備、普通・上級の救命講習会の参加▽海洋保全=海底清掃各団体1回▽海域調整=水中ブイの維持および管理―の活動ほかポスター製作などで広報に努めている。

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