再選へ支持を訴える下地氏 =ホテルアトールエメラルド宮古島・漲水の間

2期目当選向け気勢 下地氏が総決起大会 離島振興など広く支持訴える

 6月7日告示、16日に執行される県議会議員選挙に向け宮古島市区から立候補を表明している現職の下地康教氏(64)=自民党県連公認=の後援会総決起大会が26日、平良下里のホテルで行われ、多くの支持者が詰めかけて下地氏の再選に向けて気勢を上げた。下地氏は1期4年の実績を強調し2期目当選に向け、広く支持を訴えたほか、衆院議員で自民党幹事長代理の西銘恒三郎氏、那覇市副市長の古謝玄太氏や下地氏を支持する市議らが登壇し、下地氏の勝利へ気勢を上げた。

県議選勝利へ向け気勢を上げる下地氏と支持者ら


 大会では、はじめに安谷屋政秀後援会長があいさつし、古謝氏と西銘氏が応援演説をし、西銘氏は「下地氏が掲げる離島振興の活動目標の実現のために2期目の活動で邁(まい)進してもらいたい。宮古の行政の実務に精通した県議であり、宮古の政策通であり仕事ができる。宮古の発展のためにも下地氏を当選させてほしい。1票の重さを大事に、投票箱のふたが閉まるまで最後まで気を引き締めて頑張ろう」などと鼓舞した。
 続いて根路名康文後援会本部長が必勝のあいさつで登壇し、「政治が安定しなければ宮古島、沖縄は困る。宮古島から下地氏をしっかりと当選させることが大事。下地氏は離島振興についても活動してもらった。まだまだ活躍してもらいたい」などと訴えた。
 平良敏夫市議会議長は激励のあいさつで「誠実でまじめな下地氏は今政治家として求められている最適な人物。仕事のできる下地氏の2期目当選に向けて応援をお願いしたい」と強調した。
 大勢の支持者が見守る中、登壇した下地氏は2期目に向け「県議1期では教育委員会と環境委員会に属し副委員長として宮古島と多良間のみなさんの声をしっかりと聞き離島問題の課題が鮮明になってきた。4年間で宮古島、多良間の離島振興のハンディ解決に取り組み、島を離れた若者が安心して戻って来れるようにしっかりと光を当てていく。県政の場で離島の痛みや問題を訴えていく。離島の教育格差にも取り組んでいきたい。私は今後も誠実に訴えていきたい。そのためにもみなさんの支援を頂き県政に送ってほしい」と支持を訴えた。
 このほか、衆院議員の國場幸之助国土交通副大臣、島尻安伊子氏、金城泰邦氏の激励文があった。後援会青年部の女性代表村本静さんの音頭に合わせて全員でガンバロウ三唱し、勝利に向けて気勢を上げた。

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