2024年度事業計画などを承認した総会 =市役所

7月13日開催決める 24年度の市畜産共進会

 市畜産共進会実行委員会(実行委員長・座喜味一幸市長)の2024年度総会が22日、市役所3階全員協議会室で行われた。23年度事業および収支決算報告、24年度事業計画および収支予算案などについて審議し、原案通り承認。成績優秀な出品牛を宮古地区畜産共進会に推薦する24年度の畜産共進会は7月13日に開催することも決めた。
 座喜味市長は「(県畜産共進会で)3年連続の農林水産大臣賞を市はしっかりと確保している。農家の皆さんの飼養技術は上がっており、今度の共進会に向けてもしっかりと準備しているものと期待している」と述べた。
 23年度事業はオープニングセレモニーで子どもらによるフラダンス、エイサーの演舞や牛の絵画・書道作品の展示などが好評だったと報告。市単独では4年ぶりの開催となり、飼養管理技術の向上につながってほしいという思いを込めた「団体賞」を設けたなどの説明があった。
 24年度事業計画では「県畜産共進会で宮古島市は昨年度まで3年連続で農林水産大臣賞受賞牛を出している。今年度も良質な出品牛を多数送り出せるよう関係機関と連携し、畜産農家へ周知と出品を呼びかけていきたい」としている。収支予算は収入、支出総額とも63万8402円。
 共進会は優秀な母牛保留推進と飼養管理技術の向上を図り、肉用牛経営の安定に資すると共に宮古地区農業振興会が主催する宮古地区共進会への選抜も兼ねて開催している。
 役員選任の議案もあり承認された。
 役員は次の通り。
 実行委員長=座喜味一幸(市長)▽副実行委員長=石川博幸(市農林水産部長)、砂川渉(宮古地区農業振興会事務局長)▽実行委員=下地秀作(県宮古家畜保健衛生所長)、狩俣武一郎(県農業共済組合宮古支所長)、久場川伸(宮古家畜診療所長)、荷川取広明(宮古和牛改良組合長)、永田存(県家畜改良協会宮古出張所長)、上里哲也(県農業協同組合宮古地区畜産振興センター長)、小禄真吾(県農業共済組合宮古支所家畜課長)▽監事=川満裕介(県農業協同組合宮古地区畜産振興センター次長)、下地隆弘(宮古地区農業振興会事務局)▽事務局長=川満秀盛(市農林水産部次長兼畜産課長)

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