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高齢者生きがい・仲間づくり 「長寿大学」受講生を募集 三線、琉球舞踊など講座

 市社会福祉協議会は、2024年度「長寿大学」の受講生を募集している。短期コースと長期コースがあり、市に在住する65歳以上(60~64歳も可)が受講できる。同大学講座は平良、城辺、上野、下地、伊良部の地区ごとに三線、大正琴、琉球舞踊、フラダンス、ヨガなどを行っている。23年度は約300人が生きがいを高めるために受講し、仲間づくりとともに楽しい時間を過ごした。24年度募集は5月1日から始まっており、市社協は多くの受講生を呼びかけている。
 長寿大学は、高齢者のいきがいづくりのために1年間を通してさまざまな講座を行っている。短期コース(5回)は「苔会(コケの作品を作る)」「初めてさんの革工芸」。長期コース(25回)は三線、大正琴、日本舞踊、フラダンス、ヨガ、詩吟、琉球舞踊、クラフト、歌声、ちょこっと社交ダンス入門が行われる。
 平良地区は平良老人福祉センター、未来創造センター、ゆいみなぁ、下崎公民館、久松地区公民館、西原公民館、池間公民館の7会場。城辺地区は城辺社会福祉センター、上野地区は上野公民館、下地地区は下地公民館、伊良部地区は伊良部老人福祉センターが会場となる。
 同大学は毎年度、多くの高齢者が受講しており、23年度は2年連続で約300人が受講するなど人気だった。三線や琉球舞踊などの講座は、受講生が交流を深めながら積極的に学ぶ姿が見られた。
 2月22日の閉講式では受講生らが1年間の成果を披露。受講生代表は「仲間と学ぶ時間は一生の思い出であり、共に百歳まで学び続けたい」と話した。
 24年度の応募要件では受講資格のほか、受講料は無料(材料費等は自己負担)、短期コースの費用については申込の際に支払いとなることが記載。申込期間は5月1~5月31日。開講式は5月28日午後2時から市未来創造センター他目的ホールで行われる。
 受講に関する問い合わせは市社会福祉協議会地域福祉課(担当・我如古 72・3193)まで。

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