宮古島の海に観光客魅了　宮古空港　ＧＷ最終日、帰路に　「楽しかった。また来たい」

　ゴールデンウィーク最終日の６日、宮古空港は大型連休を宮古島で過ごした観光客、帰省客らや見送る人でにぎわいを見せた。航空機の出発時刻になると搭乗手続きに並ぶ姿が見られた。家族連れの観光客らは「宮古島の海がすごくきれいだった。シュノーケリングを楽しみ、熱帯魚も見ることができた」と笑顔を見せた。３泊４日の観光客が多く、「天候が心配だったが晴れて良かった」とも話した。初めての観光客は「とても良かったので、また来たい」と宮古島の海などに魅了された様子だった。
　香川県の村山通啓さん（39）は、家族と母親の６人で初めての宮古島観光を楽しんだ。３泊４日の滞在で上野のホテルに宿泊し、伊良部大橋や池間大橋、仲原鍾乳洞などを回ったという。
　「ホテル前の海でシュノーケリングを楽しんだ。星空を見るツアーや花火も良かった」と話した。母親は「沖縄には６回ほど来ているが宮古島は初めて。海の青さにはすごく感激した」と笑顔を見せた。息子家族と一緒の旅行には「バーベキューもおいしかったし、孫と楽しめた」と満足そうだった。
　大阪府の水谷辰弘さん（60）夫婦も宮古島は初めて。ゴールデンウィークは毎年旅行しているということで、「宮古島は前から来たいと思っていた」と実現したことに笑顔を見せた。
　新城海岸ではシュノーケリングを楽しみ、「熱帯魚や海ガメが見えたことが一番うれしかった」と話した。また「伊良部大橋や池間大橋はテレビで見ていて、すごいと思っていたが来てみるとやはりすごい。橋からの景色と海のきれいさはイメージ通りで素晴らしい」絶賛した。
　千葉県から来た40代男性は家族５人で楽しんだ。宮古島は７回目で「宮古島がとても好き」と話した。新城海岸や真謝海岸などでは海水浴を楽しみ、子どもたちはバナナボートやジェットスキーも楽しんだ。滞在中は市立図書館にも足を運び、子どもたちが本を借りたという。「宮古島市の図書館は島外の人でも本が借りられる。そこがすごくいいところで、本も充実している」と評価した。
　埼玉県の40代男性家族は海中心に過ごしたという。八重干瀬、吉野海岸、新城海岸などでシュノーケリングを楽しんだ。「とにかく海に入っていた。（子どもたちも）とても楽しかった」と満足そうだった。
　石垣市の20代男性と女性は「伊良部大橋からの景色、伊良部島の海がきれいだった」と笑顔。夜は居酒屋で食べた沖縄の食材を使った創作料理やソーキのトマト煮込み、紅芋のクリームチーズがおいしかったという。「２回ほど来ているが楽しいのでまた来たい」と話した。