29人の推進員に委嘱状交付 宮古島市 「悩む人への寄り添いが安心に」 新任者4人交付式 母子健康の保持増進へ
2024年度宮古島市母子保健推進員委嘱状交付式が8日、市保健センターで行われ、座喜味一幸市長が新任者4人を含めた29人に委嘱状を手渡した。任期は2年間。母子の健康の保持増進を図るため妊娠、出産、育児に関する身近な相談役のほか公的母子保健サービスの勧奨などに取り組む。座喜味市長は「子育て中のお母さんは悩みや不安を抱えており、皆さん方の寄り添いが安心につながる。大変な仕事だがお力添えをいただきたい」と呼びかけた。
同交付式で、幸地幹夫こども家庭局長がコロナ禍の活動に感謝し、「今後も妊産婦や子どもたちの健康の保持、増進を図り身近な相談役として協力をお願いします」と述べた。
座喜味市長は「子どもの健全育成の重点課題として母子保健サービスの拡充を進めている。安心して子どもを生み育てる環境や子育て支援事業に当たっては母子保健推進員の支援、協力が必要である。地域と行政を密に結んでいただいて市民が生涯にわたって生きいきと生活が送れるようお力添えをお願いしたい」と呼びかけた。
母子保健推進員を代表し、池村初美会長に代わり渡真利佾子副会長が「きょうから気持を新たに、微力ながら働くお父さんやお母さんの力になれるよう母子担当職員の指導のもと頑張りたい」と述べた。
委嘱された任期は4月1日から2026年3月31日までとなっており、推進員には看護師や保育士の経験者も在籍している。
主に定例会(毎月1回)、研修会や関係会議への参加、乳幼児健診計測の補助、未受診者勧奨(乳幼児未受診者)、こんにちは赤ちゃん訪問、母子保健に関する知識の普及などの活動を行う。
委員は次の通り。
【平良】大川艶子▽平良慶子▽友利和子▽高橋喜代子▽下地清子▽杵渕晴美▽根間ツル▽砂川美枝子▽瑞慶覧定代▽砂川典子▽志堅原啓子【城辺】砂川春美▽荷川取礼子▽西里政江▽須永和美▽石原順子▽新川夏希【上野】砂川尚子▽友利寿実▽渡真利佾子【下地】池村初美▽小森充苗▽比嘉勝枝【伊良部】謝花美幸▽下地漁子▽濱川幸子▽天久恵子▽濱川和枝▽濱川初代