座喜味市長を表敬した泡盛祭り2024実行委員会
=市役所
嗜好者拡大へPR あすから泡盛まつり開催
3月2、3の両日、島の駅みやこで開催される「宮古島泡盛まつり2024」(同実行委員会主催)に向け、同委員会と酒造所関係者が29日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、盛り上げへの理解と協力を求めた。同まつりは宮古の6泡盛酒造所の商品を一堂に会し、泡盛飲み放題やオトーリ口上コンテストなどが催される。
出品は池間酒造、沖之光酒造、菊之露酒造、多良川、渡久山酒造、宮の華の6社。訪問には島の駅店長の平良雄一さんらが訪れた。
平良さんは「オトーリ口上を宮古の文化として継承していきたい」と参加を呼び掛けるとともに、「好きな泡盛を見つけてみんなで楽しく飲んでほしい」とアピールした。
座喜味市長は、「酒税が減っていくことから、泡盛は新たな取り組みが必要。売り込む努力の一環として良いPRの機会になる。泡盛嗜好者の拡大を願い、イベント大成功を基地する」と述べた。
まつりは両日ともに午後2時から午後7時まで。今年は入り口で500円を払えば泡盛が飲み放題可能となる。オトーリ口上コンテストは▽宮古島への思い▽最近幸せだった出来事―などをテーマに語ってもらう。優勝者には3万円(島の駅商品券)が贈られる。参加者募集中。
このほか三線ライブ、泡盛の利き酒大会、限定酒販売(通常販売していない泡盛を数量限定販売)なども行われる。申し込みは島の駅みやこ(79・5151)に電話か店頭まで。