沖縄選抜の5区を担った宮古チーム
=11日、市陸上競技場
「いつか箱根で」 宮古島大学駅伝2024 18㌔快走宮古選抜5人
11日に市陸上競技場で行われた宮古島大学駅伝ワイド―・ズミ2024(主催・同実行委員会)に、沖縄選抜として市の中学生3人、高校生2人が参加した。5人は5区の18・6㌔内でタスキをつなぎ、箱根駅伝にも出場している大学の選手らと肩を並べて走った。
同大会は1区間の距離が20㌔前後にもなる長丁場のレース。宮古チームは吉野海岸~市陸上競技場を走る5区を5分割し、根間大貴くん(宮高1年)、洲鎌斗輝くん(同1年)、長田千寿くん(北中3年)、下地朔くん(下地中3年)、村吉陸空くん(同3年)の順でタスキをつないだ。
同大会で最後の駅伝参加だという村吉くんは「貴重な経験ができた」と走り終えた感想を話し、「箱根駅伝で走れる選手になりたい。今日一緒に走った他の選手がカッコよく見え、自分もそのレベルまで上りたい」と語った。
2番目にタスキを受け比嘉ロードパーク辺りを走った洲鎌くんは「大学トップクラスの選手と走れたことは強い刺激になった」と述べ、「今後につながる経験になった。病み上がりで思うような走りができなかったので来年もまた出たい」と前を向いた。そして「箱根走ってみたい」と夢をふくらませた。