関係者によるテープカットが行われた =奥武山公園

見て・触れて・味わって 花と食のフェスティバル開幕

 【那覇支局】「地産地消」をテーマに農業・漁業・林業の生産者と消費者をつなぐ、おきなわ花と食のフェスティバル2024(主催・おきなわ花と食のフェスティバル推進本部、共催・県農林水産物販売促進協議会、県地産地消推進県民会議)が20日から2日間の日程で那覇市の奥武山公園を会場に開幕した。会場では県内の農業・漁業・林業の生産者による展示と飲食物の販売が行われ、宮古を含む130の団体による出展ブースには、初日から多くの人が訪れている。
 おきなわ花と食のフェスティバルは、「地産地消」をテーマに新鮮で良質な沖縄の農林水産物、加工食品等を多くの県民に広めることを目的とし、今回で17回目の開催。また新型コロナの5類移行により、5年ぶりのフル開催となる。
 会場内の特設ステージでオープニングセレモニーが行われ、同フェスティバル推進本部の前田典男本部長が「多くの皆さまに本県の農林水産物を見て、触れて、味わってもらうことで県内農林水産業への理解を深め、生産者の皆さまを応援していただけると幸いだ」とあいさつした。
 来賓を代表して玉城デニー知事(池田竹州副知事代読)が「フェスティバルを通じて、県民の皆さまが新鮮で良質な県産農林水産物の魅力に触れていただき、そのおいしさを再認識していただければ幸いだ」と祝辞を述べた。
 壇上で関係者がテープカットを行い、フェスティバルの開幕を祝った。

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