保護猫とふれあう来場者 =ねこハピハウス

猫と家族になろう ねこハピ ふれあいハウスで譲渡会

 市内で猫の保護活動や里親活動に関する活動を行うねこハピ(大出恵理子代表理事)は6日、平良西里にある同所ふれあいハウスで「保護猫の譲渡会」を開いた。譲渡を希望する家族連れなどが訪れ、対象の保護猫たちとの対面を楽しみ、新しい家族として迎え入れようと笑顔でふれあった。
 この日は子猫3匹を含む13匹の保護猫たちが譲渡会に訪れた来場者らを出迎え、市内在住者や宮古島を観光していた夫婦らが猫をなでたり抱っこしたり猫と過ごす時間を大いに楽しんだ。大出代表理事によると、2023年はおよそ20匹の保護猫が新しい家族のもとへ譲渡されたという。
 この日来場した20代男性は「実家で飼っていたこともあり猫が大好き。現在住んでいる部屋ではペットが飼えないので残念。早く引っ越して猫と過ごす日常を手に入れたい」と話し、市の住宅でペット可の物件が少ないことを嘆いた。
 次回の譲渡会は3月上旬に開かれる。譲渡の条件は同所ふれあいハウスで直接猫と対面後、1~2週間のトライアルを設けるなどいくつかの条件があり、大出代表は「気軽に来てもらい、ぜひ家族として迎えることを検討してほしい」と述べた。
 詳細・問い合わせは同法人ホームページまで。

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