座喜味市長が職員にトライアスロン大会の兼任辞令を交付した =市役所

職員39人に兼任辞令交付式 第38回トライアスロン大会向け

 第38回全日本トライアスロン宮古島大会の競技運営を担う職員に対する兼任辞令交付式が20日、市役所2階大ホールで行われた。座喜味一幸市長が競技総務部、自転車・マラソン部、水泳部、食糧部、連絡安全部、会場設営部などを担当する39人に兼任辞令を交付した。
 座喜味市長は「第38回大会は(コロナ収束後)本格的なトライアスロンとなる。事故がなく、選手たちが満足できる大会の体制構築にむけて皆さんの役割は大きい。大会の成功がひいては観光も含めた宮古の活性化につながる。4月の大会までしっかりと体制を整え、お互いに頑張っていこう」と呼びかけた。
 市総合体育館2階の宮古島トライアスロン実行委員会事務局への引っ越しは年内に行われ、年明けの1月4日から業務をスタートする予定だという。大会まで「100日」の残歴版の設置は1月5日に行われる。
 競技委員会班長の川根健一さんは「兼任辞令を受けた皆さんと連携し、情報共有しながら安心安全な大会にむけて頑張っていきたい」と話した。
 第38回大会は来年4月14日に開催される。参加人数は新型コロナウイルスの影響で制限した前回大会の1200人から1500人に拡大し、100人の地元枠が設けられた。海外からの選手も参加可能となり、スイム3㌔、バイク123㌔、ラン35㌔の距離で競われる。

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