日本JC沖縄地区担当常任理事と沖縄地区協議会会長に就任した具志堅氏

宮古から2人目誕生で激励会 具志堅貴昭氏の就任祝う 沖縄地区担当常任理事に

 宮古青年会議所(JC)の2021年理事長を務めた、ぐしけん印刷専務の具志堅貴昭氏が24年の日本JC沖縄地区担当常任理事と第53代沖縄地区協議会会長に就任することを祝う就任激励会が11月30日夜、市内下里のホテルで開かれた。祝福に訪れた大勢の関係者に向け具志堅氏は「宮古が全国から注目されるように活動していきたい」と抱負を語った。宮古から同地区担当常任理事に任命されるのは16年の中尾忠筰氏以来2人目の快挙となる。

就任を祝し乾杯する来場者たち=11月30日午後、ホテルアトールエメラルド宮古島・漲水の間


 具志堅氏はこれまで17年の宮古JC入会後、19年には沖縄ブロック協議会でアカデミー塾長、21年に宮古JC理事長、22、23年には同協議会で副会長を務め、ことし6月度沖縄地区会員会議所会議における2024年度沖縄地区会長選挙で県内10青年会議所理事長による信任投票で選出され、東京で行われた全国大会第174回総会で日本JC沖縄地区担当常任理事に全会一致で承認された。任期は来年8月から1年間。
 激励会には各会の代表や宮古JCの歴代理事長、シニア会員、現会員など多数が出席。激励会発起人を代表し12年沖縄地区担当常任理事を務めた中尾忠筰氏は「来年1年間は皆さまにはぜひ具志堅君を支えていただきたいが、それ以上に具志堅君には1年間の経験を持って宮古島の将来を担う人物と成長していただき、それを胸に頑張ってほしい」とあいさつした。
 来賓を代表して座喜味一幸市長が祝辞を述べ、具志堅氏が決意表明として「17年に宮古JCの門をくぐり多くの先輩方や仲間たちの支えの下で活動してきた。地域のために何ができるのかを考えていきたい。日本青年会議所が掲げる経済発展、地方創生だけでなくコロナ禍を経た観光経済発展を胸に宮古が全国から注目されるようにまい進します」と語った。
 また、JCが地域の問題・課題を持続可能な解決に向けて活動する団体であり、数多くの運動から学んできたことや来年6月に日本JCの正副会議が宮古で開催されることなどを含めてあいさつとした。
 引き続き、歴代理事長の野津武彦氏やシニア会の濱元雅浩氏らの音頭で乾杯。就任を祝うとともに具志堅氏の活躍を祈念し、同激励会実行委員長の宮古JC新崎亮太理事長が謝辞を述べ、激励会を締めくくった。

関連記事一覧