「肉まつり」の内容を紹介し、多くの市民の参加を呼びかけた石川農林水産部長(左から2人目)ら =市役所

今週末「肉まつり」をPR 市役所市民広場で開催

 宮古島市肉まつり実行委員会(会長・座喜味一幸市長)が29日、市役所3階会議室で12月2、3日に市役所市民広場周辺で開催する「肉まつり」の会見を行った。当日は市で生産された牛肉、豚肉、ヤギ肉を使った料理や加工食、冷凍食品などを特別価格で販売する。宮古牛などの豪華賞品が当たる抽選会、ロール飼料転がし競争なども楽しめるイベントとなっている。
 イベントは宮古の産業まつりと同時開催となり、時間は午前10時~午後5時。出店は保健センター前屋外スペース、抽選会などの催し物は市民広場の特設ステージ前で行われる。
 石川博幸農林水産部長はイベント内容を説明し、「地元産を使った料理や食品がお手頃な値段で購入できる。肉まつりをきっかけに畜産物の魅力を感じていただきたい」と多くの市民の来場を呼びかけた。
 初開催となるイベントは、ベストウェイ(本社・東京都)の企業版ふるさと納税の寄付金を活用したもので、畜産物の消費拡大と地産地消の推進が目的。全国的に飼料価格の高騰や子牛のセリ価格の低迷が続くなかで肉まつりをきっかけに畜産物の魅力を島内外にアピールし、生産農家の活力につなげたいとしている。
 出店者は▽オーシャン・シギラ▽スモークフーズ▽中西畜産▽ボッカバーガー▽キッチンカーモダンタイムス▽フジ冷凍食品▽ナリフリ鶏卵場▽宮古島とんかつ琉宮▽宮古食肉センター―の9事業者。
 当日の肉まつり特別価格はフードが両日で2千食、卵が3千パック、他商品は1500品が用意されており、通常の4~5割ほどの値段で販売される。特別価格は数料限定の提供のため予定の数量に達し次第終了となる。
 問い合わせは同実行委員会(市畜産課内 79・7814)。

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