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県民体育大会陸上競技で奮闘した宮古勢(一般男子110㍍障害) =市陸上競技場

11年ぶり、宮古で陸上競技 壮年が総合成績2位で期待 第75回県民体育大会

 第75回県民体育大会陸上競技は25日、市陸上競技場で11年ぶりに実施。1日目、宮古島市は30代男子走り高跳びで上原晋之助が沖縄新記録で優勝したほか、30代男子走り幅跳びで砂川春樹が6㍍ちょうどで1位を獲得。一般男子110㍍障害、同女子100㍍障害、同男子1万㍍、男子40代走り幅跳び、男子50代と一般女子の砲丸投げ、男子30代円盤投げで上位入賞と一般・壮年とも奮闘。きょう26日は陸上競技2日目のほか、剣道競技が伊良部島小中学校体育館で行われ、県民体育大会は最終日を迎える。

男子30代走り高跳び決勝で沖縄新記録の2㍍03を跳躍した上原晋之助選手


 宮古島市、石垣市を主会場に開催されている今年の県民体育大会。2012年以来11年ぶりに陸上競技が宮古島市での開催となった。25日は24種目で決勝が行われ、県内各市郡の代表が力と技を競った。
 30代男子走り高跳びを制した上原の記録は2㍍03、奇(く)しくも11年前の大会での花城伸治(名護市)の記録を1㌢更新した。
 上原は記録更新後に挑戦した2㍍05には失敗し、「試しに挑戦してみようと思ったが、記録のあとで集中力が切れた」と話した。
 30代男子走り幅跳びで優勝の砂川は2位に33㌢の差をつけての優勝だった。
 このほか壮年では男子40代走り幅跳びで伊東良祐が5㍍72、男子30代円盤投げで砂川貴彦が35㍍13でそれぞれ3位、50代砲丸投げでは佐和田勝彦が11㍍49で2位に入賞した。
 一般男子では110㍍障害で小林涼が15秒37、1万㍍で瑞慶覧伸哉が32分02秒53、同女子100㍍障害では池間琉七が17秒73、砲丸投げで中野里穂が10㍍54でそれぞれ3位に入賞した。
 初日を終えて一般男子の総合成績は出場14市郡中7位、同女子は12市郡中4位、壮年は1位国頭と1?差で13市郡中2位。2日目の26日の活躍が期待される。
 また、一般男子110㍍障害で14秒64(新崎宇宙=南城市)、1500㍍で3分55秒60(外間勇太=浦添市)、円盤投げで52㍍21(藤原孝史郎=沖縄市)の大会新記録がマークされた。

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