出展者募集を呼び掛け、15日まで　宮古の産業まつり

　第46回宮古の産業まつりの実行委員会（根路銘康文委員長）は12月２、３日午前10時～午後５時に市役所市民広場周辺で開催する「宮古の産業まつり」の出展者を募集している。８日、根路銘委員長らは宮古島商工会議所で会見を開き、イベント概要を説明し出展者の募集開始を告知。出展者にはキャッシュレス販売を推進した。初開催となる「宮古島市肉まつり」の同時開催で多くの来場が予想されるためバス利用を呼び掛けた。
　同まつりは農林水産物や加工品、野菜・花・果樹の苗、姉妹都市・交流都市特産品などの展示販売をはじめ、伝統工芸品や工業製品の展示・普及促進、サトウキビ生産加工品・奨励品種展、宮古の織物展、ロボット展などが行われる予定。
　今回のテーマは「島の魅力がいっぱい　わくわく　どきどき」で市民広場および市保健センター前を中心に飲食関係のテナント、肉まつり関連のイベントや特設ステージでは産業振興賞の表彰式や子ども対象ののど自慢大会といった音楽イベントなどを企画。表彰日時は２日午後３時を予定している。
　また根路銘委員長は「まつりに来るとあれもこれも欲しくなる。できるだけ購買の機会を増やすために出展者にはキャッシュレスを推進する」とし、委員会が市内３銀行のキャッシュレスサービス機器を借りる形で出展する希望者に貸し出すことになる。
　昨年、３年ぶりの開催で盛況を博し、今回は肉まつりも同時開催で会場も移動したため来場者は１日あたり１万人を想定。
　普段利用する駐車場はまつりの利用スペースとなるため、庁舎裏の職員用駐車場を開放し約４２０台の駐車スペースを確保、また臨時駐車場として県合同庁舎も利用可能としたものの根路銘委員長は「市内では土日に90本のループ・路線バスがあるので車での来場を控え、ぜひバスを利用してほしい」と呼び掛けた。
　出展の申し込み締め切りは15日午後５時（期日厳守）。所定の申込用紙に主要事項を記入し、直接窓口か郵送、ファクスで申し込む。出展説明会・抽選会が21日午後３時、宮古島商工会議所で行われる。
　問い合わせ・申し込み先は〒９０６│００１２平良字西里２４０番地２　琉球銀行宮古支店ビル３階、同実行委員会（宮古島商工会議所内）電話72・２７７９、ファクス73・１５４３。
　また、「元気キッズのど自慢大会」の出場者も募集している。対象は０歳から中学校３年生まで。応募締め切りは17日。10組程を予定。応募数によっては予選会あり。申込先は同商工会議所女性会（72・２７７９）。