節目の第50回が開幕 宮古体育大会 18学区16競技で熱戦
第50回宮古体育大会(主催・市スポーツ協会)が6日、剣道、硬式テニス、ゴルフの3競技で開幕した。圏域18学区が10月7、8日の陸上まで計16競技で競い合う。コロナ禍のため大会中止や規模縮小が続いたが、今年は4年ぶりに開会式を行った。50回の節目を迎えた今大会は11月に宮古・八重山で開催される県民体育大会に向けて技術力の底上げも目指している。
●剣道 平一が全勝で優勝
剣道競技は北小学校体育館で行われた。4学区が出場して総当たり戦で競った結果、平一学区が3戦全勝で優勝した。2位は下地学区、3位は北学区、4位は南学区だった。
開会式では市スポーツ協会の砂川恵助会長が「50回の記念すべき大会。11月には県民体育大会が先島地区で開催される。これを機に皆さんも技術向上に取り組んでほしい。各学区の名誉をかけて正々堂々と県民体育大会に向けて頑張ってほしい」とあいさつ。
宮古剣道連盟の長濱光雄顧問が「これまで培った技と精神を発揮して素晴らしい大会にしてほしい。この大会を成功裏に終えて県民大会に向けて技術を磨いてほしい」と激励。選手を代表して前回大会優勝下地学区の谷際啓太選手が選手宣誓を行った。
今後は12~13日にバレーボール(上野体育館)、13日にバドミントン(市総合体育館)、19日に柔道(北中武道場)、19~20日にバスケットボール(上野体育館)、20日にソフトテニス(パニパニコートなど)、卓球(市総合体育館)、26~27日にサッカー(市陸上競技場など)、26~27日にハンドボール(市総合体育館)、軟式野球(市民球場など)、9月17日にラージボール卓球(市総合体育館)、同18日に自転車(島内特設コース)、10月1日に宮古角力(与那覇サニツ浜公園)、同7~8日に陸上(市陸上競技場)が行われる。
今大会について砂川会長は「50年の節目にふさわしい実のある大会にしたい。県民体育大会に向けて各競技団体には技術力の向上、選手強化につなげてほしい」と話した。