(左から)ミスサンゴの横川さん、小林さん、ミスティダの根間さん、山里さん、ミスブーゲンビレアの下地さん =公設市場前特設ステージ

観光推進使節として発信 第49代ミス宮古島発表

 宮古島観光協会(吉井良介会長)は22日、宮古島夏まつり2023歩行者天国の特設ステージでミス宮古島発表会を行った。第49代に選出されたミスサンゴの横川夏希さん、ミスティダの根間陽佳さん、ミスブーゲンビレアの下地百瑛さんが、詰めかけた大勢の市民に紹介され、3人はこれから1年間活動する観光推進使節としての目標や抱負を語った。また第48代を務めた小林千紘さん、山里穂乃花さんの労をねぎらった。
 横浜市出身で宮古島に移住した横川さんは「家族と離れて暮らす不安を取り除いてくれたのは宮古島の魅力、島の人たちの温かさだった。宮古島をPRする立場となった今、少しでも恩返しができれば。観光地はもちろん歴史や文化、島の取り組みなどを自分も学びながらPRできればと思っている」と抱負を述べた。
 狩俣出身の根間さんは「地域の人たちが家族のように私を育ててくれたおかげで、伸び伸びと成長してミス宮古島としてこの舞台に立てた。宮古島の魅力を世界中に知ってもらいたい。1年間、太陽のように熱く元気に宮古島の魅力を照らしていきたい」と意気込みを語った。
 平良出身で昨年Uターンした下地さんは「美しい自然や伝統ある祭り、方言、人の温かさ。宮古島の魅力と呼ばれるものには深い歴史や文化があり、皆さんに伝えたい。宮古島のあふれる魅力を伝えられるよう第49代3人で切磋琢磨したい」と話した。
 卒業する小林さんと山里さんは任期中に支援してくれた人たちに感謝し、小林さんは「宮古島の青い海、白い砂浜、人の温かさ。小さい頃から当たり前に感じていたことが島の魅力だと気付かされた」、山里さんは「生まれ育った宮古島でミス宮古島として活動できたことを人生に生かしたい。代々受け継がれるたすきを第49代につなげたい」とそれぞれ話した。
 観客席からは第48代にはねぎらい、第49代には祝福の花束が贈られていた。

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