宮古島冬まつりフィナーレはニーリの旅ミュージカルショー

　あす18日に開催される「宮古島冬まつり（主催・同実行委員会」のステージののフィナーレを昨年、沖縄県民に広く愛される「ダイナミック琉球」の宮古島バージョンを制作、動画配信サイトYoutubeでの公開し話題を集めた「ニーリの旅プロジェクト」が出演し、ミュージカルショーを披露する。

　ニーリの旅プロジェクトは芸術の力でこの困難な時代を乗り越えてゆく情熱を呼び覚ましていこうとの思いから儀間寛子代表が企画。宮古島のアーティストが賛同、子どもたちも参加し、結成されたプロジェクトチーム。音楽や演劇を通じて、宮古島の伝統芸能を広め、ものづくり文化の価値を高める活動を展開する。イベントでは「みんなで作る」をテーマに一般参加者も交え「宮古島ならでは」を感じることのできるミュージカルショーを行う。

　15日には「ニーリの旅」が、旧伊良部中学校体育館での最終稽古日を迎えた。プロジェクトでは3種類のワークショップを用意し、一般市民の参加を公募。公募での29人を合わせて出演者70人以上となる。年齢層も幅広く最年少は5歳から70代までの男女が参加。

　「歌×手話パフォーマンス」のワークショップでは聴覚しょう害をもつ人も加わり、新たなコミュニティもでき、これまでの活動以上にパワーアップしたステージになるという。
　儀間代表は「ミュージカルショーにはバンドの生演奏や生歌、三線にエイサー、フラダンス、手話パフォーマンスなど島内のさまざま芸術を組み込んだ。衣装にも沖縄と宮古島の伝統工芸品を使用し、島の芸術のあらゆる魅力が詰まっている」と話し、「島民がみても宮古島の魅力を再発見出来る。島外の人が観ても島の魅力を多いに感じられる作品」と魅力をPRし、来場を呼び掛けた。
　ニーリの旅プロジェクトによるミュージカルショーの上演は午後7時20分からを予定している。

　同イベントの最新情報はQRコードまたは公式ウェブサイト（https://miyako-winterfes.com）にて掲載。