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園児と触れ合う保育所見学ツアーの参加者ら =平良西里のいけむら保育園

本島学生ら応援ツアーで保育所見学 きょう合同就職説明会

 宮古島市は保育士不足の解消を図る施策の一環として25、26の両日、保育所見学ツアーを開催している。ツアーには沖縄本島在住の学生8人を含む計10人が参加。25日は市内11カ所の保育施設を訪問し、園児らと触れ合いながら特徴や方針などの説明を受けた。26日午後1時半からは平良港マリンターミナルビルで合同就職説明会を開くが、こちらは参加自由となっており、市は幅広い参加を呼びかけている。
 市は保育士資格を持つ人が市に移住しやすい環境をつくるため、市に転居して認可保育施設で働く有資格者に対して、10万円を上限に補助金を交付している。
 見学ツアーは市への移住を検討している人とのマッチングなどを目的に、那覇空港からの渡航費と宿泊代を市が負担するもの。沖縄本島に住む学生8人に加え、市在住で勤務先を探している人も参加。2日間で14の施設を訪問する。
 南城市から参加した短大生の渡名喜遥さん(20)は「いろいろな環境の保育園を見たくて参加した。地域とのつながりが強い施設が多いと感じる」と話した。
 合同就職説明会には11の民間保育施設と公立保育所・こども園が参加。事前の予約は必要なく、保育士の資格を持っている人ならだれでも参加できる。服装は自由。市は子育てなどで仕事から一時的に離れている人など、多くの参加を呼びかけている。会場は平良港マリンターミナルビル2階の大研修室。

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